ハーレクイン・シリーズ
呼び覚まされた屈辱
男爵家のスキャンダル Ⅱ
母一人子一人で育った研修医のアリッサは、大家族に憧れていた。その夢を踏みにじる苦い経験のせいで、今では誰ともデートしない病院一の堅物になっている。とりわけ顧問医のセブにはかかわりたくなかった。一度デートした女性とは二度と会わないという噂のプレイボーイ。なのに病院のパーティで、セブとのデート権を引きあててしまう。セブにやさしく言葉をかけられるたび、冷たくつっぱねた彼女だが、彼の次の一言は無視できなかった。「君はなにから逃げているのかな?」ある人との思い出からよ。アリッサの体を屈辱感が走り抜けた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2007年06月20日
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- 著者
- ケイト・ハーディ
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- 訳者
- 結城玲子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12204-9
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- 書籍番号
- R-2204
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- ミニシリーズ
- 男爵家のスキャンダル
読者レビュー
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三部作〈男爵家のスキャンダル〉の第2話です。ゴージャスな雰囲気を漂わせてプレイボーイの名をほしいままにする医師と病院きっての堅物の研修医の組み合わせは意外な展開を見せ、目が離せません。