ハーレクイン・シリーズ
こぼれ落ちた月日
陪審員として裁判所を訪れたサンチアは、初対面の男性から敵意もあらわに話しかけられ、困惑した。彼の名はアレックス・セイバー。敏腕と噂の弁護士だ。二年前、サンチアは事故に遭い、事故前の一年間の記憶を失った。話を聞くと、どうやらその期間に彼とサンチアは出会ったらしい。口ぶりからして、二人はただの知り合いだったわけではなさそうだ。サンチアが事の次第を説明すると、疑わしげだった彼もついに納得し、そして言った。君の過去を取り戻す手助けがしたい、と。記憶が戻ることはないと諦めかけていた彼女は、その提案に心そそられた。一方で、なぜか胸にわき上がる不安を抑えきれなかった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2007年05月20日
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- 著者
- エリザベス・パワー
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- 訳者
- 秋元由紀子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12195-0
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- 書籍番号
- R-2195
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