ハーレクイン・シリーズ
求婚のゆくえ
読書会の秘密 Ⅲ
レベッカの乗った馬車が一時停止したとき、半裸の若者が馬車に転がり込んできた。仲間と悪ふざけに興じた末に、売春宿から逃げ出してきたという。若者を家まで送り届けると、その兄のルーカスが現れて、冷ややかなまなざしで値踏みするようにレベッカを見た。そして、彼女が弟を誘惑し、金を巻き上げようとしたとなじった。こともあろうに、レベッカを売春婦と勘違いしたのだ!ルーカスのぶしつけな態度は我慢がならなかったが、その一方で、レベッカは不思議なときめきを覚えた。興奮と不安がないまぜになったこの気持ちは何かしら……。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2007年07月05日
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- 著者
- ニコラ・コーニック
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- 訳者
- 飯原裕美
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- 定価
- 954円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-32293-7
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- 書籍番号
- HS-293
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- ミニシリーズ
- 読書会の秘密
読者レビュー
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放蕩貴族と淑女の恋のゆくえは?そして、イギリスの国家機密をフランスに売り渡していた人物の正体とは?