ハーレクイン・シリーズ
愛人と呼ばれても
ずっと夢見ていた人との予期せぬ再会は次の瞬間、悪夢に変わった。
19歳のニッキにはどうしても大金が必要だった。だから、ふたまわりも年上の雇主ジョゼフとの結婚を決めた――結婚前にわずか1週間の猶予をもらって。そして、たまたま出会った野心あふれる青年マッシモと身も心もとろけそうに甘く幸福なひとときを過ごし、1週間後、あまりにもみじめな結婚式を挙げた。だが、それ以上に過酷な運命がニッキを待っていた。式に現れたジョゼフの継子はなんとマッシモだったのだ。「この恨みは必ず晴らす」愛する人の憎悪の言葉は彼女を打ちのめす。それから5年後、ジョゼフの葬儀で二人は再会を果たしたが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年02月05日
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- 著者
- メラニー・ミルバーン
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年01月27日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12701-3
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- 書籍番号
- R-2701
読者レビュー
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かのん
哀しい過去と状況に耐え、かつての恋人の仕打ちに耐え、一途で健気なヒロインの切ない恋心と優しさは、最後には涙なくして読めないでしょう。ヒーローのプライドもわからないではないけど……、あまりの傲慢なしつこさにツッコミ入れたくなりました。とはいうものの、弟や家族のことは哀しいけど、終わり良ければ、ってことで(^.^)
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シドニー郊外生まれ。17歳のときにはじめてハーレクインの小説を読み、生涯ロマンス小説を読み続けること、そして、背が高く日焼けしたハンサムな男性と結婚することを決心した。毎日をもっとロマンティックにする秘訣は、ロマンティックな男性と結婚することだと語る。2度目のデートで結婚を決めた外科医の夫との間に2人の息子がいる。