ハーレクイン・シリーズ
一夜だけのプリンセス
最愛の人を失ったはずの王子様。でもなんとなく、様子がおかしい……。
服飾デザイナーのジェシカは最高級の織糸の買いつけのため、ヨーロッパの小さな公国アルプアズーリにやってきた。カーブを切るたびに、絵葉書のような景色が現れる。事故が起こったのは、君主の居城が見えてきたときだった。彼女が運転する車に飲酒運転の車が接触し、相手の女性は車ごと崖から海へ転げ落ちていった。六日後に目覚めたとき、ジェシカがいたのは病院ではなく、ラウル・ルイ・ダペルジュネの城だった。事故で命を落としたのはラウル王子のフィアンセだという。なんということをしてしまったのだろう。ジェシカは茫然とした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2007年05月05日
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- 著者
- マリオン・レノックス
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- 訳者
- 苅谷京子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-21885-8
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- 書籍番号
- I-1885
読者レビュー
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すぐれたロマンス小説に贈られるRITA賞受賞作家マリオン・レノックスがロイヤル・ロマンスをお届けします。舞台はヨーロッパの公国。事故がきっかけで、まさに別世界のようなロイヤル・ファミリーに足を踏み入れてしまったヒロインの葛藤を描きます。