ハーレクイン・シリーズ
消せない傷を抱いて
孤高の鷲
愛する人がいるなら想いを伝えるべきだ――死にゆく友の最後の言葉が、光をくれた。
情報分析官としてCIAに勤めるグレイスは上層部に逆らったばかりに中東の無法地帯へ赴くことになった。そしてヘリで視察中に銃撃に遭い、とらわれてしまう。幽閉された洞窟で、瀕死のパイロットの介抱をしながら、彼女の脳裏をよぎるのは、唯一愛した男性ランドンの面影だった。一度きりでいい。死ぬ前にひと目ランドンに会いたい。あきらめたはずなのに、封印してきた恋心はつのるばかりだ。その夜、肩を揺さぶられて彼女が目を覚ますと、眼帯をつけた屈強な男がかたわらにいた。救出のため、軍に送りこまれてきた精鋭の兵士だろう。でも面影が……。まさか!?グレイスは息をのんだ。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2007年04月20日
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- 著者
- ゲイル・ウィルソン
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- 訳者
- 藤峰みちか
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- 定価
- 744円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-63324-8
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- 書籍番号
- LS-324
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- ミニシリーズ
- 孤高の鷲
読者レビュー
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リンダ・ハワードもその実力を絶賛するゲイル・ウィルソン。元CIAエージェントたちをホットに描いた人気ミニシリーズ『孤高の鷲』の最新作を先月から二カ月連続でお届けしています。