ハーレクイン・シリーズ
ニューヨークの会社で働くジェーンは、ある日社長のニック・フォンタナから予期せぬ物を贈られた。大晦日に一流ホテルで催される仮面舞踏会のチケットだ。舞踏会の当日、クレオパトラに扮したジェーンの前に、ゾロの仮面をつけたセクシーな男性が現れて……。
アンジェリーナは天涯孤独の身となり、寄宿学校へと送られて教育を受けた。アレクサンダー・セントクレア――第9代スタワーブリッジ公爵の計らいのおかげだ。3年後、彼女はロンドン随一の高級住宅街にある公爵の屋敷を訪れた。恩に報いて身を捧げるために。
なんてすてきな人! 公園で小さな男の子を遊ばせている魅力的な男性に、カーロはひと目ぼれしてしまった。私にも子供がいれば、彼に接近して親しくなれるかも。そう思ったカーロは首尾よく姉の息子を借り、胸をときめかせながら例の公園へと向かうが……。
モニカの結婚生活は危機に瀕していた。夫のシェインは男性としての自信を失い、離婚の準備を一方的に進めている。それでもモニカはふたりの絆を信じ、結婚生活を立て直そうとしていた。そんな折、亡き母が遺した日記がモニカのもとに届き、驚愕の事実が判明する。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年01月20日
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- 定価
- 1,320円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80522-5
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- 書籍番号
- V-22
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モニター
人気作家4人が執筆した、読んで味わう恋のアンソロジー。バレンタインにふさわしい4つの短編4つのお話で構成されていて、すべて素敵な恋のお話です。私が特に好きなのは『謎の恋人』。 ニューヨークの会社で働くジェーンは、社長から仮面舞踏会のチケットをプレゼントされる。舞踏会の当日、クレオパトラに扮したジェーンの前に、ゾロの仮面をつけたセクシーな男性が現れて……というお話。素敵なロマンスを堪能したいという方にお勧めです。
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モニター
一冊で4話の愛の物語が楽しめます。なかでも私の一番のお気に入りはデイ・ラクレアの『謎の恋人』です。大晦日の仮面舞踏会、ジェーン扮するクレオパトラと謎(?)の男ゾロのやりとりにドキドキ。思惑通りに事を運べないニックにハラハラ。途中、「おいおい、大丈夫なのか?」などと突っ込みを入れつつ、その世界観をおおいに楽しませていただきました。愛されるって幸せですね。
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モニター
ヒロインを一途に愛してくれる男性がいるのにヒロインはなかなか気づかない。それでもヒロインを思い続けてくれる素敵な男性。そんな風に愛してほしいですよね。自分を信じて一歩踏み出す勇気を持つことで素敵なロマンスがヒロインに訪れます。バレンタインの愛の贈りものにふさわしく、“素敵な男性に求められてお姫様気分にさせてくれるロマンス”を四話も楽しめてとっても幸せな気分になれますよ。
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モニター
短編二作とそれより少し長めの二作の豪華な一冊です。年代や物語の舞台は違うのですが、どのヒロインも前向きで積極的な気がしました。そしてヒーローはヒロインに初めから夢中。セクシーなシーンもいっぱいで照れてしまいました。私は最後の『思い出のバレンタイン』が特に好きです。この作家の長編を読んでみたくなりました。今まで読んだことのない作家さんを知ることができるのでアンソロジーはおもしろい。読みごたえありでした。
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モニター
バレンタインにふさわしい、愛の物語4編です。どのお話も、思わず引き込まれました。なかでも、デイ・ラクレアの『謎の恋人』はファンタジックな物語です。最後までドキドキして結末が気になって、イッキ読みでした。またジェシカ・ハートの『夢に見たキス』は、とってもかわいいお話で、読んでいて微笑ましくなりました。読後、心があったかくなりました。
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モニター
4つのストーリーが収録されていて、なんだか心あたたまる一冊でした。どのストーリーも共感できる部分やワクワク感もあり、それぞれ魅力たっぷりでした。特にオススメしたいのは、一話目の『謎の恋人』です。その題の通り、ヒロインは恋人の顔も仕事もプライベートも何も知りません。謎の恋人に惹かれる一方、尊敬する上司に心を寄せていき、ヒロインは悩みます。ヒーローの視点からも描かれているため、最初から最後までいろいろなドキドキを味わえます!
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モニター
各作品の雰囲気が素敵で、読み進める度に新鮮な気持ちになります。二人の関係がじれったく、ラストまで注目した『謎の恋人』。『身も心も』では冒頭から翻弄される公爵に苦笑し、同時にアンジェリーナの魅力と元気さに惹かれました。『夢に見たキス』でちょっと微笑ましく、『思い出のバレンタイン』では日記を通して、愛や想いの大事さが心に響き切なかったです。ロマンスという名のドキドキ&ときめきを、今回初ハーレクインで満喫出来ました!
家族とともに、米国ノースカロライナ州東岸沖にある小さな島、ハッテラス島に住む。毎年激しい嵐に襲われ、しばしば停電に悩まされても、それを補って余りある美しい自然や楽しい釣り、そしてこのうえなくすばらしい海の眺めに魅せられているという。猫やハムスターなどのペットに囲まれ、賑やかに暮らしている。
1978年にイギリスでデビューして以来、刊行された作品は実に100冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めていくうちに徐々に主導権が登場人物へと移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。
ガーナ生まれで、イングランドのオクスフォードシャーで育つ。土木技師として外国で働く父親に会うため、休暇ごとにアフリカ各地やニューギニアを訪れた。大学卒業後はウエイトレスから英語の教師まで、数多くの職種に就き、海外生活も経験した。現在はイングランド北部のヨークに暮らす。
デビュー作がRITA賞の最終選考に残って、一躍注目を浴びた逸材。その後50以作品を著し、数々の賞を受賞している。細やかな心情描写と揺るぎない世界観が読者の共感を集め、今やUSAトゥデイのベストセラーリストでも常連。米国オハイオ州で生まれ育ち、現在はアリゾナ州在住。