ハーレクイン・シリーズ
キャピーは子どものころに両親を亡くし、兄のケルの手によって育てられた。ケルは軍を除隊してジャーナリストとなったが、取材先で負傷し、いまでは車椅子生活を余儀なくされている。サンアントニオで暮らしていたキャピーは、ある事情で兄とともにジェイコブズビルの近くに引っ越した。兄のつてでベントリー・リデルの動物病院で働きはじめたものの、獣医の彼は短気で気難しく、キャピーに何かとつらく当たる。そんなある日、車の衝突事故にあったキャピーは、偶然居合わせたベントリーの意外な優しさに戸惑いを覚え……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年01月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 霜月桂
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51500-1
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- 書籍番号
- D-1500
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- ミニシリーズ
- テキサスの恋
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モニター
ダイアナ・パーマーならではの傲慢ヒーローですが、ここぞというときにヒロインを支えてくれるのがたまらないです。シリーズに登場する見覚えのある名前がたくさん出てくるので 他の本を読んだことのある方は楽しいのでは…。私は、ヒロインの兄のケルがとても気になります。スピンオフが書かれることを期待します。ジェイコブズビルのロマンスは事件も多いけれど面白いです。
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モニター
小さい頃、外国にあこがれ、動物病院で働いてみたいと思ったことがある人は多いのではないでしょうか? そんな、外国の動物病院が舞台のお話です。アメリカの方が書いた小説なのに、とても親しみを覚えるのは、彼女が大の親日派だからでしょうか。いつもとは違う世界の中に、垣間見える日常と非日常。小説の世界にのめりこむことができました。
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モニター
“テキサスの恋”シリーズの1作とのことですが、他の作品を読んだことがなくともすんなり読むことができました。お話もテンポよくすすんでいくので読みやすいです。
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モニター
犬を飼っている私は“動物病院で働くふたり”という世界観にすんなりと入っていくことができた。異性からの裏切りにあい、結婚に未来を感じられなくなっていたキャピーとベントリーの二人。そんななかで、本当に信じあえる相手に出会い愛を紡いでいく過程にじんわりと心を打たれるものがあった。ベントリーが途中で自分の過去とキャピーのことが重なり、ようやく信じることができた相手を信じられなくなるシーンでは胸がしめつけられ、その後どうなるのかととてもはらはらさせられた。でも数々の困難を乗り切ってハッピーエンドを迎えられた二人に拍手を贈りたい。
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モニター
お馴染、ジェイコブズビルが舞台のお話です。ヒロインのキャビーは動物病院に助手として勤めながら、事故で車椅子生活になった兄を支え健気に生きています。上司の獣医ベントリーには最初つらく当たられますが、徐々に二人は惹かれあっていきます。ハーレクイン特有のゴージャスな描写などはありませんが、このシリーズ独特のゆったりしたストーリー展開がなかなかです。昔のボーイフレンドに傷つけられた過去のあるギャビーがベントリーに惹かれていき、このままラストへ…と思ったところに元彼が登場。ベントリーはギャビーを誤解してしまい、キャビーをひどく傷つけてしまいます。この辺の展開はさすがダイアナ・パーマーの作品です。ゆったりとした展開ですが、読み進めるうちに引き込まれていきました。
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モニター
ゆったりとしたテンポで描かれるロマンスです。じわじわとストーリーに入り込んでいくような感じがしました。動物病院が舞台ということで、読む前は苦手意識(あまり馴染みがないかも?)がありましたが、登場人物がみんな魅力的なのですんなり入り込めました。読んだ後にほっこりとした余韻が残りました。
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。総発行部数は4200万部を超え、各紙のベストセラーリストにもたびたび登場。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続けている。ジョージア州在住。大の親日家で、日本の言葉と文化を学んでいる。