ハーレクイン・シリーズ
灼熱のアルハンブラ
ふしだらで恥知らずな女。彼は私のことをそう思っている。
フェリシティは亡き父の祖国スペインにやってきた。公爵家の一員だった父が認知できなかった娘のために、家を遺していたと知らされたのだ。混雑する空港でフェリシティを出迎えたのは、いまや公爵の地位を受け継いでいるビダル・イ・サルバドーレス。最後に会ってから7年が過ぎていたが、目鼻立ちの整った顔には相変わらず冷酷さが漂っている。案内された公爵家の壮麗な屋敷で、フェリシティはビダルの誘惑にあらがえず、唇を許してしまう。するとビダルは目に嫌悪の色を浮かべ、侮蔑の言葉を投げつけた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年12月20日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 富永佐知子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年12月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12686-3
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- 書籍番号
- R-2686
読者レビュー
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イギリスの作家。ロマンス映画を見るよりも、ロマンス小説を読むのが好きだという。初めて童話を創作したのは8歳のときで、妹をヒロインにしてアドベンチャーを書いた。11歳でイギリスのハーレクイン小説のなかのヒーローと“恋に落ち”、それ以来のファン。結婚後もしばらく大手銀行で働いていたが、現在は執筆に専念している。イングランド北西部チェシャーの古い館で4匹の犬、2匹の猫と一緒に暮らしている。