ハーレクイン・シリーズ
あの男たちは私を狙っているのかしら? ペイジは夜のモスクワの町をひとり逃げまわった。社長秘書をつとめる彼女はボスの出張に同行中だが、一緒に来た妹の姿が見えず、仕方なく自分で捜すことにしたのだ。しかし、いかにも外国人といういでたちは、酔っ払いのかっこうの標的になってしまったらしい。ようやく暗闇に隠れたが、そこにいた男に体をつかまれ、ペイジは恐怖に息をのんだ。とうとうつかまってしまった!だが次の瞬間、深みのある声とともに唇を奪われ、うっとりとなった。「さあ、恋人同士を装ってやりすごすんだ。僕にキスをして」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年12月05日
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- 著者
- リン・レイ・ハリス
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- 訳者
- 泉智子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年11月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12680-1
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- 書籍番号
- R-2680
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モニター
ハラハラ、ドキドキするストーリー。登場人物も魅力的で引き込まれていきます。これから読む人たちにもぜひおすすめしたい1冊です。
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モニター
大満足の内容でした。ヒーローの辛い過去に寄り添うヒロインの姿にとても共感し、ついつい彼女の気持ちになって読んでしまいました。しかし、何といっても一番良かったことは、ヒーローが、過去と完全に決別するための第一歩を踏み出すことができたのは、ヒロインの後押しがあったからだということです。お互いの支えになりあう二人の姿に感動しました。すべてが丸く大団円のハッピーなお話です。
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モニター
頑なに人に心を開放しなかったアレクセイのペイジに対する心の変化がよく書かれていたと思います。ハラハラドキドキしました(途中怒りを感じたり) 。またペイジがなぜアレクセイに愛されないのかという苦悩を、時には自分のことのように感じたり、読みながら考えることができて楽しく読むことができました。
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モニター
主人公ペイジと復讐に燃えるロシア皇族の血を引くアレクセイとの、スリリングでドラマティックな恋愛に惹きこまれました。敵同士でお互いに警戒しながらも恋に落ちていく、愛に不器用な二人の駆け引きがもどかしく応援したくなりました。読後感もよく、現代版シンデレラのような物語で素敵です。
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モニター
お互いをよく知らずに妊娠したため、結婚して二人の心の溝は深まります。夫と自分の上司の確執。終盤まで、ハラハラドキドキで、一気に読んでしまいました。複雑に絡み合う運命のいたずらに、心が痛くなりました。でも、お互いが歩み寄り、相手を愛しているという自分の気持ちに素直になれたとき、夫婦の関係は改善され、上司との関係もうまくいくのが、素敵でした。
祖母がガレージセールで買ってきたハーレクインのロマンス小説を初めて読み、将来はシークかプリンスと絶対に結婚すると心に誓う。その後、軍人と結婚。クレムリンを訪問したり、地球の反対側にある火山を探索するといった世界中を飛び回る生活を送ることになる。有望なロマンス小説に贈られるゴールデン・ハート賞で2008年度、最終選考まで残った。