ハーレクイン・シリーズ
ローマの披露宴
リヌッチ家より愛をこめて
弁護士のミニーは四年前、最愛の男性を亡くした。以来、半ば心を閉ざすようにして生きている。同じアパートメントで暮らす住人たちとの交流が唯一の安らぎだ。その建物は危険なくらい老朽化が進んでいて、ミニーは住人を代表し、家主に修繕を要求し続けていた。新しく家主となったルークは思ったほど悪人ではなさそうで、住人たちの話を聞こうと穏やかに接してくる。ミニーは逆に反感を覚え、闘争心を燃やした。きっと裏があるのよ。簡単にまるめこまれるものですか。あの悲劇以来、彼女は初めて熱く駆りたてられるものを感じた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2007年01月05日
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- 著者
- ルーシー・ゴードン
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- 訳者
- 高橋庸子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-21867-6 C02
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- 書籍番号
- I-1867
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- ミニシリーズ
- リヌッチ家より愛をこめて
読者レビュー
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RITA賞に2度も輝いた実力派ルーシー・ゴードンのミニシリーズ〈リヌッチ家より愛をこめて〉は、イタリアの名家の6人兄弟の恋愛模様を描きます。傷心の三男ルークが出会った、心から大切に思える人。しかし彼女の過去は深い悲しみに縁取られていて……。