ハーレクイン・シリーズ
婚約者に捨てられて以来ふさぎ込んでいたケリーに、友人たちが1週間のニューオリンズ旅行をプレゼントした。旅の初日、ケリーはさっそく街の占い師に、“輝ける恋の冒険があなたを待っている”と告げられる。その夜――隣の部屋から何か不審な物音が聞こえ、ケリーが様子を見に行くと、男性が慌てた様子で飛び出してきた。「ぼくの部屋に、見知らぬ女性が倒れている」ブロンドに青い瞳が魅力的な彼に、思わずケリーの胸は高鳴るが、今はそれどころではない。おそるおそる彼の部屋に入ってみると、そこに横たわっていたのは、なんと先刻の占い師だった。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年11月20日
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- 著者
- ローリー・ペイジ
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- 訳者
- 大谷真理子
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年11月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-82717-3
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- 書籍番号
- HL-17 (初版DG-40)
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モニター
ほんの少し関わっただけの亡くなった女性のために奔走するヒロインと、ヒロインをサポートする包容力のあるヒーローの素敵なお話でした。とにかくヒロインが誠実で魅力的。お金目当ての女性が寄ってくるヒーローが惹かれるのも無理はありません。亡くなった女性もとても愛らしい人だったので、亡くなってしまったのが残念。彼女が主人公のお話も読んでみたかったなぁ。次の本に続く伏線も気になるところですね。次も楽しみです。
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モニター
悲劇から始まる出会い。隠された真実。ミステリアスな物語に関心のある方は、とても惹きつけられる作品ではないかと思います。
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モニター
本を読みなれない私には、はじめはなかなかページが進まなく、話の展開が遅く自分が興味がないからだと思っていました。しかし、読んでいるうちに丁寧に描写してあるのだと思うようになりました。ちょっとサスペンスがかったような印象を受けました。最後の方には悲しくないのに涙が出てきたのは私だけでしょうか? 私もこんな恋がしてみたいと思ってしまいました。なかなか難しいでしょうね?
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たった2度会っただけの女性のために奔走するやさしいヒロイン。そのヒロインを優しく守るヒーローもいいのですが、サスペンス色が強くて肝心のロマンスが薄いというか、最後にバタバタとしてしまって残念でした。
NASAのエンジニアから作家へ転向したという異色の経歴の持ち主。ロマンス小説の読者を対象にした雑誌で、数々の賞を受けている。カリフォルニア州北部在住。