ハーレクイン・シリーズ
残り香の誘惑
私を安っぽい女と決めつけた人に大切なものを渡すわけにはいかない。
サディは老舗香水メーカー、フランシーヌの調香師。曾祖父が創設した会社は、祖母の家系に受け継がれ、その有名な香水ミュールの調合法を知るのは今やサディのみだ。祖母が亡くなり、筆頭株主となったいとこのラウールは、世界的に有名な合弁企業への買収を持ちかける。ミュールは天然素材のみで作られ、年間の生産量は限られている。合理的な経営方針をとる大企業のもとでは、きっと名声を失うわ。サディは話し合いをするためにラウールのオフィスへと向かった。だが、オフィスに足を踏み入れたとたん、その場に凍りついた。目の前にいたのは、香水の見本市で会ったハンサムな男性――あのときサディを、香水同様に売り物か、と蔑んだ男だった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2005年02月20日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 上村悦子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-12020-X
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- 書籍番号
- R-2020
読者レビュー
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南フランス、コートダジュールの小さな町を舞台に、有名な香水をめぐって繰り広げられるゴージャスな恋物語です。