ハーレクイン・シリーズ
理学療法士のステファニーはさる大富豪に見こまれ、大けがを負った弟を住みこみで世話してほしいと頼まれる。さっそく療養先を訪ねた彼女は、相手の顔を見て言葉を失った。世界が称賛する超一流俳優、ジョーダン・シンプソンだったのだ!セクシーな彼はステファニーの秘めやかな夢にも何度となく登場した。憧れの気持ちは押し隠して、仕事に徹さなければだめよ。ところが、絶望に心がすさむジョーダンは彼女を追い返そうとする。「家政婦などいらない! さっさと出ていってくれ!」罵りにもめげないステファニーを見て、彼はさらなる傲慢な態度に出た。まじめな彼女を怖じ気づかせるため、戯れの誘惑を開始したのだ――
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年10月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年10月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12666-5
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- 書籍番号
- R-2666
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モニター
情熱的なストーリーだけど、ヒロインもヒーローも心の奥はとってもピュア。読後は爽やかでハッピーな気分になりました♪ 紆余曲折ながらも、惹かれあう二人の心が徐々に近づいてゆく様子がとても素敵。ドキドキしながら最後まで一気に読みました。秋の夜長にオススメの1冊です。
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モニター
怪我をした有名俳優のヒーローと、その治療の為に彼の兄に雇われた理学療法士ヒロインという設定は、ハーレクインの中では特別珍しいシチュエーションではありません。でもこの作品はヒロインがヒーローの大ファンで、惹かれそうな自分を戒めて何とか仕事をしようと頑張る姿と、その対極にいるヒーローの葛藤が読んでいて思わず『頑張れステファニー』と応援したくなる作品でした。そして傲慢だったヒーローが、まるで生まれ変わったかの様なセリフの数々にまたとってもジンときました。
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モニター
ずっと、憧れていた俳優が目の前に現れて、二人きりの状況になったら…。
ヒーローのジョーダンは、療養中で決してスクリーンの中のようにただただ魅力的な感じとは言えないけれど、二人のあいだには、何かがある感じで。ヒロイン、ステファニーは、しっかり自立した美しい女性。いつもは、一線を置く患者だと分かっていても、美しいジョーダンの顔が迫ってくると…。出会い、別れ、周囲の協力。最後には、思わずにっこりしてしまいました。脇に出てくるジョーダンの美しい兄弟たちやヒロイン、ステファニーの双子の妹も関連作品の予感をさせる始まりになりそうな素敵な作品でした。 -
モニター
「公爵家のロマンス」というよりも、「ひとりの俳優のロマンス」という感じの本でした。 頑固で傲慢な俳優。男性恐怖症の主人公。「最後はハッピーエンド」と分かってはいるものの、はらはらしました。あと二人の頑固者の兄たちの「ハッピーエンド」のお話も読んでみたいです。
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モニター
理学療法士のステファニーの前に憧れの俳優が! 惹かれる気持ちを押し殺して仕事に徹しようとするが、彼は仕事すらさせてくれない。自分を追い出そうと戯れの誘惑を仕掛ける姿に、何度も絶望させられて…。届いて一気に読んでしまうほど、ぐいぐい引き込まれた作品です。結末はすこしあっけなかった。もうすこしボリュームがあってもいい作品だったかも。個人的にはヒーローの兄弟がすごく魅力的で、そちらの作品をぜひ読みたくなりました。
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モニター
セクシーなジョーダンの繰り返される戯れの誘惑は、どの場面も情熱的で大人の理性と青春の頃のような欲望のせめぎ合いに興奮しました。ジョーダンの瞳に見つめられているような気がしたほど、著者の色の表現がとにかく素敵!地位も仕事も容姿も完璧で、逞しいセントクレア家の美しすぎる兄弟たちの恋も気になったところ、帯に【『鷹の公爵とシンデレラ』関連作】と。この冬は公爵家のロマンスにどっぷりとハマりたいと思います。
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。