ハーレクイン・シリーズ
看護師のナタリーは、病院の託児所でジュリアンと出会った。寂しそうにひとりで遊んでいる、そのかわいらしい男の子は、父親とロンドンから越してきたばかりだという。そういえば、看護師仲間が新しく来た外科医の噂をしていたっけ。とても腕が立ち、セクシーで、妻を亡くしたばかりだとか……。噂以上にハンサムな父親のアレッサンドロが迎えに現れたとき、彼は一瞬だけ、ひどく驚いたような目をして彼女を見た。その夜、ナタリーはずっと寝つけなかった。あのまなざしは、欲望のようにも、後悔のようにも見えた――。彼のことを知りたい。ナタリーは、一目で激しい恋に落ちていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年10月20日
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- 著者
- エイミー・アンドルーズ
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年10月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22198-8
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- 書籍番号
- I-2198
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モニター
好きなひとの一番になりたい。そう思いながら心優しいあまりに自分を後回しにしてしまうヒロインと、自分の胸に秘めた過去に囚われているヒーローの物語。全体を通して大事件や第三者の介入など劇的なことが起こらない分二人の心情に重点を置いており、これまで心から人を好きになったことのある女性読者ならどこかで必ずヒロインの気持ちに感情移入する場面があるはず。愛らしいジュリアン少年とヒーローの関係の変化に微笑み、ヒロインの女性としての気持ちに弱さを感じながら共感もしてしまう。愛を求める人間の弱さと愛のつよさを感じられる、恋する女性に読んで欲しい一冊です。
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モニター
セクシーで妻を亡くしたばかりのハンサムな医師。すぐに彼に恋に落ちたことがわかりましたが、なかなか素直にお互いに近づけない2人にとてもやきもきしました。もっと素直になって心の声を出したらいいのにと声をかけたくなり、どんどん読み進んだ一冊でした。
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モニター
初めてハーレクインの本を読みましたが、はまってしまいそうです(*^-^*)
最初は、2段構成でしっかり文字が並んでいる感じだったので読めるかな~と思いましたが…。とても魅力的な登場人物とストーリー展開に引き込まれ、最後がどうなるか気になっていました。内容は、ちょっとじれったいというか、とても近くにいてお互い意識しあっているのに、中盤までそんな状態が続く感じ。でもある時点をきっかけに、やっぱり男と女ですよね☆ 悲しみを背負いながらも相手を想い惹かれていく…。子供も、2人にとっていい存在だったんじぁないかな♪ 恋がしたい気持ちになりましたvvv -
モニター
主人公の男女が恋に落ちるまでのエピソードがとても魅力的だった。実際にはありえないだろうが、そんな夢みたいな話に引き込まれてしまった。日常生活で精一杯で恋愛感情なんて忘れていた自分にキュンとくるような物語を与えてくれてとても感謝です。女の自分を忘れていました。
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モニター
ナットとアレッサンドロがどうなっていくのか、わくわくしながら読みました。彼と息子ジュリアーノとの関係を心配するナット。ジュリアーノとのからみがスパイスになっていて、二人がうまくいってほっこりしました。心あたたまるストーリーでした。
オーストラリアに生まれ、美しいブリスベーンの町に住む。看護師としての専門的な興味からメディカルロマンスを読み始め、趣味でロマンス小説を書いていた母親の影響で、やがてみずからも執筆に挑戦。ハスキーボイスの歌手、ビーチ、おいしい料理とワインに目がないという。