ハーレクイン・シリーズ
有名企業の最高経営責任者(CEO)であるタナー・キングは小さな町に引っ越してきた。誰にも邪魔されない静かな環境で、仕事に専念するためだ。ところが、購入した邸宅と隣り合う農場には絶えず人が出入りしていて、我慢できないほど騒々しい。そのうえ、ひどく魅力的なハウスキーパーまで派遣されてきた。首尾よくハウスキーパーとしてタナー・キングの豪邸に入り込むと、アイビー・ホロウェイはため息をついた。自分が隣の農場の者だという事実を彼に知られることなく、重大な使命を果たさなければならないなんて……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年10月05日
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- 著者
- モーリーン・チャイルド
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- 訳者
- 山ノ内文枝
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年09月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51477-6
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- 書籍番号
- D-1477
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- ミニシリーズ
- キング家の花嫁
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モニター
夢中になって一日で読み終えてしまいました。人間不信の主人公タナー・キングと彼を変えようとするアイビー・ホロウェイ。ふたりの交流に心温まり、読んでとても感動しました。ぜひ皆さんに勧めたいです。
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モニター
ヒーローのタナーは、有名企業のCEOとはいえ、ゲーム制作がお仕事の引きこもりなので、最初は「もしかしてオタク?」とドキドキしましたが、大丈夫、そんなことはありません。仲直りに高価な品物を贈れば、女性はみんな許してくれると思っている彼の間違いと、拒否された後の戸惑いは、彼の不器用さや素直さがよく現れていて微笑ましかったです。ヒロインのアイビーも、頑張り屋さんで良い子ですし、嫌な人が1人も出てこないので安心して読める作品です。
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モニター
ヒロインの決して諦めない強さとまっすぐな気持ちが、タナーの頑なな気持ちに変化をもたらしていく過程に読んでいてニヤッとしてしまいます。読んでいて思わず「ヒロインは何で? どうして今言わないの?」という微妙なタイミングを一番良い?状況でわかってしまいハラハラドキドキしながら一気に読んでしまいました。ヒロインだけではなく、相手役のタナーの心の揺れ動く過程も楽しめます。
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モニター
若い農場主であるアイビーは、農場の存続のために隣に引っ越してきた有名企業の実力者であるターナーにハウスキーパーとして出会う。となるといかにも強引な女性と思いがち。でも意外と気弱な面はかわいらしいし、ターナーも傲慢な性格だけど、子供時代の境遇のせいで人にたいして臆病な面もある。そんな2人が心を開き、愛し合うまでは、ハーレクインならではの味付けがされています。やっぱり女性は、大切にされてなんぼのハッピーエンドが好きなんですよ。
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モニター
静けさを求め、心を閉ざしていたタナー。アイビーと触れ合うことにより、幼い頃、愛されなかった傷が癒されていき、嫌がっていた人付き合いも、変わっていきます。行き違いもありますが、ふたりは愛し合い結婚へ。人とのふれあいが大事だと、痛感させられる作品です。
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モニター
テンポがよく読後感の爽やかなストーリーです。人間不信で人付き合いが苦手な大富豪タナーと、嘘をついたまま彼に近づいたヒロインのアイビー。お互いに警戒しながらもどんどん惹かれ合い、距離が近づいていく展開にハラハラドキドキしました。二人の駆け引きが面白くてラストまで一気に読んでしまいました。前作を読んでいなくてもこれだけで十分に楽しめる作品です。
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モニター
ヒーローであるタナーや、ヒロインであるアイビーとのやり取りが、テンポが良くて、非常に面白く拝読させて頂きました。背景描写も丁寧で、リアルに脳裏に思い浮かべる事が出来ました。全体の雰囲気も優しく、ほのぼのとしながらも、しっかり面白さが感じられるお話でした。人物描写についても、変に気取ったところがなかったので、とても親しみが持てて、とても良かったです。
旅行をこよなく愛する彼女は、機会さえあれば夫と連れだって研究旅行に出かける。ハッピーエンドが大好きで、いまでもこの職業を世界最高と自負している。現在は夫と子ども2人、それに誇大妄想気味の犬とともに南カリフォルニアに暮らす。