ハーレクイン・シリーズ
狼の甘いささやき
この交渉に負けるわけにはいかない。
どんなに彼が魅惑的でも。
ロザリンは自分を奮い立たせて、悪名高き実業家、ジョック・アルノーのオフィスに乗り込んだ。ロザリンが相続した土地を売るよう、彼の部下から執拗に迫られ、耐えかねた彼女は、ジョックに直談判しにやってきたのだ。目の前に現れたのは、最高に魅力的で狼のように危険な目をした男。ロザリンは湧きあがる欲望をおさえて、土地を手放す気はないと明言した。だが、ジョックは気にも留めず、露骨にロザリンを眺めまわすと、彼女をディナーへと誘う。僕があきらめるように説得する時間をあげる、と言って。女の直感が警告するのを感じながらも、ロザリンはそのチャンスに賭けてみることにするが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年07月05日
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- 著者
- デイ・ラクレア
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- 訳者
- 八坂よしみ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51235-2
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- 書籍番号
- D-1235
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- ミニシリーズ
- 愛と陰謀の王宮
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