ハーレクイン・シリーズ
近すぎて見えなくて
どんなに離れようとしても、
なぜかボスが追ってくる。
転職先の新人研修を受けるため、ケンダルはタホへと車を走らせていた。五年間勤務したバートン社を辞めたのは、つい二週間前のこと。よりキャリアに繋がる仕事がしたいと思い、ボスであるマシアス・バートンに辞職を願いでたのだ。彼なら私の気持ちを理解してくれるはず――そんな期待も虚しく、ケンダルは裏切り者と罵られ、十分ほどで社を追い出されてしまった。あのときのマシアスの冷淡な顔を思いだすたび、胸が痛む。でも、元ボスのことは忘れ、新しい生活に集中しなくては。ケンダルはそう自分に言い聞かせた。まさかマシアスが追いかけてきているとは、夢にも思わずに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年07月05日
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- 著者
- エリザベス・ベヴァリー
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- 訳者
- 高木晶子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51233-8
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- 書籍番号
- D-1233
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- ミニシリーズ
- 男たちの約束
読者レビュー
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〈男たちの約束〉第五話です。亡き友人のロッジでそれぞれ一カ月暮らすことになった六人。どうぞお見逃しなく!