ハーレクイン・シリーズ
ひと夏だけの夢
名門出身の彼をいくら思っても無駄なこと。
私たちは結ばれる可能性ゼロですもの。
ベスは家を飛び出した。四人の過保護な兄たちから逃れて自活の道を歩むのだ。そのためには、就職の面接試験に受からなければならない。しかし、雇主みずからが面接に現れるとは思ってもいなかった。バニック・ホテルの経営者、カーソンは不機嫌そうな男性だった。ろくに資格も持たないベスを雇う気がないのは一目瞭然だ。それでも、ベスは引きさがらなかった。そんな彼女のようすを見て、カーソンは好奇心をそそられた。彼女は仕事を得ようと必死だ。ロマンスには興味を持っていない。僕のアシスタントには彼女のような女性がぴったりなのではないか。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年06月05日
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- 著者
- マーナ・マッケンジー
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- 訳者
- 山本みと
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-21946-6
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- 書籍番号
- I-1946
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