ハーレクイン・シリーズ
忘れるための一夜
富豪一族の絆 Ⅵ
長年あたためてきた恋心は、
実った瞬間に砕け散った。
マヤは夢見心地でベッドに横たわり、隣にいる義理の兄、クリードを見つめた。母の再婚によってフォーチュン家で暮らすようになって以来、マヤはずっとクリードに想いを寄せてきた。彼にはいつも冷たく当たられてきたので、叶わぬ恋と諦めていたけれど、まさかこんなふうに愛し合える日が来るなんて……。だが、幸せは長くは続かなかった。クリードは唐突に起き上がって服を着だすと、冷ややかな視線をマヤに向け、信じられない言葉を投げつけた。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2008年06月05日
-
- 著者
- ハイディ・ベッツ
-
- 訳者
- 仙波有理
-
- 定価
- 734円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-51229-1
-
- 書籍番号
- D-1229
-
- ミニシリーズ
- 富豪一族の絆
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
ついに〈富豪一族の絆〉最終話です。前作で何やら恋に悩んでいる様子だった、フォーチュン家の次男クリード。はたして彼の恋の行方は?最後まで目が離せません。