ハーレクイン・シリーズ
恋のレシピはいかが?
彼だけは信じられると思ったのに。
結局、金持ちなんてみんな同じ。
ローズはケータリング会社で料理人をしている。ある晩の仕事先は、不動産開発業界の大物ウォレン・ハーカー主催の豪華なパーティー会場だった。たまたまウォレン本人から声をかけられ言葉を交わした彼女は、嫉妬深い上司の怒りを買い、泥棒の濡れ衣を着せられる。必死に無実を訴えたものの周囲の誰一人耳を貸してはくれず、ついにはウォレンの手によって会場から追い出されてしまった。職を失ったローズは後日、さびれたレストランで仕事を見つけるが、そこで二度と会いたくないと思っていたウォレンに遭遇する。できすぎた偶然だ――彼女は不安な思いに包まれた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年05月05日
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- 著者
- エリザベス・ハービソン
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- 訳者
- 秋庭葉瑠
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-21939-8
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- 書籍番号
- I-1939
読者レビュー
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「十二時の鐘が鳴るまで」(I-1922)で王子様とのロマンスを実らせたリジーの姉で名料理人のローズがヒロイン。料理の著書もあるエリザベス・ハービソン、会心の作です。