ハーレクイン・シリーズ
悪魔を愛したら
億万長者の戯れ Ⅱ
三年の月日を経て、
彼のものになる日がきた。
ジェレミーの来訪をアシスタントに告げられ、イザベラは固まった。ついに契約を実行に移すときがきたというわけだ。かつてイザベラは、両親を亡くし、貧しさのなか必死で弟を養っていた。そんな彼女の前に現れたのがジェレミーだ。弟が一人立ちしたあと、半年間イザベラが彼のものになるなら、経済的に援助しようとジェレミーは申し出た。藁にもすがる思いでイザベラはその条件をのんだのだ。オフィスに入ってきたジェレミーは相変わらずセクシーで、裕福な実業家というオーラを全身にまとっている。不安と、意思に反した胸の高鳴りを覚え、イザベラは身を震わせた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年05月05日
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- 著者
- キャサリン・ガーベラ
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- 訳者
- 土屋恵
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51228-4
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- 書籍番号
- D-1228
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- ミニシリーズ
- 億万長者の戯れ
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ご好評いただいている〈億万長者の戯れ〉第二話です。二人が交わした契約の行方は?