ハーレクイン・シリーズ
王女の身分を隠してアフリカ奥地で慈善活動をしているリーザは、命を救ってくれた軍人らしき男性に初めて胸がときめくのを感じた。故郷に帰れば、親の決めた許婚――子どものころに一度顔を会わせたきり、避け続けてきた王子との結婚が待っているのに……。
ハードボイルド小説家トムは編集者に女心を学ぶように言われ、渋々人気作家によるロマンス小説のワークショップにやってきた。そこで講師として現れたのは彼好みの美女。それもそのはず、5年前、署名のインクも乾かぬうちに終わった苦い結婚の相手だった!
まさか! ステイシーは目の前で微笑む男性を見て卒倒しかけた。結婚した2週間後に彼女を捨てた夫だったのだ。わたしは愛されなかったことにも気づかず、愚かにも彼の帰りを待ち続けた……。7年かけてようやく立ち直ったのに、どうして今ごろやってきたの?
あれは6日間だけの情事の約束だった。なのにキャズは名前以外ほとんど知らない相手に恋してしまい、その子どもを産もうとしている。でもまさかカルロスがカスカヴェラドの王子で、結婚しようと言いだすとは思いもしなかった。それが最善の選択だという理由で。
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- 頁数
- 336頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年02月20日
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- 定価
- 1,320円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年09月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80714-4
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- 書籍番号
- W-14
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モニター
4つの物語に登場するヒロインは、自分の足で立つ魅力ある女性たち。ロイヤル物の2作品には、自分の気持ちに正直にありたいと願う生き生きとしたヒロイン。その他の2作品には、過去にヒーローと心がすれ違ったまま時を経て、再会したヒロインたちが描かれています。強くたおやかな彼女たちの心をヒーローが手に入れるまで、或いは自分の愛に気づくまでが小気味よいテンポで繰り広られ、眉間にシワよせることなく心地よい読後感に浸れました。※オマケ:ストーリーとは別のところで、納得できるフレーズがいっぱい詰まっています❤
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モニター
この一冊で4つの異なる作品が読めちゃうのでとっても読みごたえがありました。思いがけない出会いや復縁モノなど、いろんなジャンルを楽しめる一冊です。
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モニター
数種類の物語があって、それぞれにどきどき感があり、面白く読み進めていくことができました。どれもが一気に読み切れる長さなので、取り掛かりやすい一冊だと思います。
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モニター
ふとしたすれ違いが織りなす、様々な物語。読むにつれ、心がほのぼのと温かくなりました。
17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会う。帰国後大学で、数多くの外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。アメリカのユタ州ソルトレーク・シティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。
20歳のときアフリカに渡り、秘書の仕事に就いた。土木技師と結婚し、その後、10年間をアフリカと中東で暮らす。夫は激務で、彼の帰宅を待つ長い時間、ものを書いて過ごすうちに作家の道に入ったという。現在はウェールズに住んでいる。夫とのあいだに2人の子供がある。
アメリカ南部で生まれ育ち、客室乗務員として世界を旅したのち、カリフォルニアに落ち着く。コンピュータ会社で働くかたわら、子供たちが学校に通い始めてから執筆活動を開始。今ではフルタイムの作家となったが、さらに専念するため、夫とシエラネバダ山脈に移った。以来、美しい風景を眺めながら心ゆくまで創作を楽しんでいる。
オーストラリアの作家。教師、商店主、旅行代理店などさまざまな職業を経験したあと、1992年に新たなチャレンジのつもりで作家を志す。2年後にデビューを果たした。現在はロマンスの書き方の講座も持っており、教えることが彼女自身の本を書くうえで大きなプラスになっているという。