ハーレクイン・シリーズ
楽園の甘い記憶
彼のそばで平然と働くなんて無理よ。椰子の木陰で愛し合った記憶が残る限り。
管理しているペントハウスを点検していたアイオナが濡れた作業着を脱いでいるところへ、いきなり男性が入ってきた。侵入者の顔を見るなり、アイオナは凍りついた。ルーク――1年半前にタヒチ島で出会った魅惑的なギリシア人。そして、婚約者と両親を亡くした悲しみを癒してくれた人。恋に落ちるのが怖くて逃げだしてしまったけれど、つかの間の情事の思い出は今もアイオナの心に棲みついていた。その翌日、アイオナはルークから仕事を依頼される。「3歳になる娘の世話をしてくれないか」再会がもたらしたほのかな期待が、一瞬にして砕け散った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年09月20日
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- 著者
- ロビン・ドナルド
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- 訳者
- 森島小百合
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年09月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12655-9
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- 書籍番号
- R-2655
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ニュージーランド北部の牧場主の家に、1男5女の長女として生まれた。15歳で師範学校に学び、19歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて休んでいた教職に戻ったとき、そのかたわらで執筆を始めた。蘭の花が咲き、キウィやオレンジの実る美しい北部の村に住む。