ハーレクイン・シリーズ
ウィニーは警察で捜査に当たるキルレイブンに思いを寄せていたが、出席したパーティで図らずも彼を激怒させてしまう。7年前に起きた忌まわしい出来事の記憶に触れてしまったのだ。キルレイブンの凄惨な過去を知ったウィニーは同情にかられ、ふとしたはずみで彼とキスを交わすや、ますます恋心をつのらせた。もう誰も愛さないと心に決めているキルレイブンが、彼女の一途な思いを捜査に利用しようとしているとは知りもせずに。
-
- 頁数
- 336頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2011年09月05日
-
- 著者
- ダイアナ・パーマー
-
- 訳者
- 清水由貴子
-
- 定価
- 1,216円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2011年08月25日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-80067-1
-
- 書籍番号
- PS-67
-
モニター
関係を持つ前から、結婚したら家族を大切にしてくれると確信出来る男性はなかなか探してもいません。しかしここにそんな男性がいます! 主人公2人の周りには個性豊かな面々。二人の恋の行方が気になって一気に読み終わった後に思った事は、危険な場面もありつつ、いろんな家族愛も盛り込んだストーリーだったという事です。あー、私も愛する人と愛に満ちた家庭を持ちたいです。
-
モニター
娘を殺した犯人を捕まえる為に、ウィニーの気持ちを利用して事件の重要人物に近づこうとプロポーズするキルレイブン。なんて酷い奴と思うけれど、承諾しちゃうのは彼を愛してるから。でもそれは命の危険性も覚悟しないといけなくて、周りでは不可解な事件や、命を狙われてる人も出始めていて、彼と一緒に真相究明に立ち向かう姿に夢中になりました。抗いながらもお互い惹かれる部分もあって、お勧めの作品です。
-
モニター
お互い辛い過去を抱えている2人が、惹かれあうのに、その過去のせいで自分の気持ちに気づかないキルレイブンと、辛い過去があるのに前向きなウィニーの対比が、すごく良かったです。途中、もう! と思うところが何度もありましたが、キルレイブンが過去を乗り越えて行くところに感動しました。
-
モニター
大好きなダイアナ・パーマーの作品です。ヒーローは過去に起こった出来事がきっかけで、もう誰も愛さないと決めているが、ヒロインはヒーローに思いを寄せている。それを利用してヒーローは犯人をつかまえるためにヒロインと結婚する。ダイアナの書く中でも特筆すべき、一途な思いを持ちかわいらしさのあるヒロインです。ヒーローのキルレイブンは他の作品にも登場しますが、今回は恋に翻弄されていたのでほほえましい気持ちで読みました。他の本のヒーローやヒロインがでてくるので、比べて読むとまた一段と面白いでしょう。
-
モニター
ウィニーは片思いしているキルレイブンと偽装結婚をする。キルレイブンは過去の事件を解決するために、ウィニーを利用しているだけだと、わかっていても、ウィニーの一途な気持ちは揺るがない。ウィニーの一途すぎる気持ちが切なくて、キュンとなります。
-
モニター
事件が解決するまでの結婚とわかっていながら、ヒーローに思いを寄せているヒロインの思いに心惹かれました。ほんの少しでも望みがあるのではと彼に対して接するヒロインに、読みながら声援を送っていました。長さを感じさせない、作者の筆のうまさにも感心させられました。関連作も読んでみたいなと思ってます。
シリーズロマンスの世界で、今もっとも売れている作家の一人。総発行部数は4200万部を超え、ベストセラー賞の受賞も十数回に及ぶ。1979年のデビュー当時より熱狂的なファンを数多く擁し、常に次回作の完成が心待ちにされている。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を経験したことから、多忙な日々をものともせず、ファンの期待に応えて情熱的な作品の執筆を続けている。ジョージア州在住。大の親日家で、日本の言葉と文化を学んでいる。2001年8月に初来日し、その魅力的な人柄でファンを魅了した。