ハーレクイン・シリーズ
雇われた婚約者
ダンテ一族の伝説 Ⅵ
結婚なんてこりごりなのに、彼女が、ぼくの運命の花嫁?
レイフは豪華な会場で、大勢の花嫁候補たちを紹介され辟易していた。運命の相手と出会ったとき、その身を“炎”に包まれる――そんなダンテ家の伝説などレイフは信じていなかった。事故死した妻に対しても“炎”は感じなかったし、再婚する気もない。弟の入れ知恵どおり、偽りの婚約者を仕立て上げてお茶を濁そうか……。そのとき、後ろで立ち働いていたウエイトレスがトレイをひっくり返し、グラスが派手な音をたてて割れた。シャンパンが飛び散る。その場で解雇されうなだれる彼女に尋ねると、金に困っているという。レイフは気の毒に思い、彼女に婚約者役として雇いたいと申し出た。優雅な妖精のように美しい彼女と話すうち、キスしたくなったレイフがそれを実行に移した瞬間……思いもよらない感覚が二人を襲った。
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- 頁数
- 157頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年08月05日
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- 著者
- デイ・ラクレア
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- 訳者
- 藤峰みちか
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- 定価
- 660円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-42126-5
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- 書籍番号
- DG-36
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- ミニシリーズ
- ダンテ一族の伝説
読者レビュー
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家族とともに、ノースカロライナ州東岸沖の小さな島、ハッテラス島に住む。毎年激しい嵐に襲われ、しばしば停電に悩まされながらも、それを補って余りある、美しい自然や楽しい釣り、そしてこの上なくすばらしい海の眺めに魅せられている。家族で飼う猫や、息子が飼うハムスターなどに囲まれ、にぎやかに暮らす。