ハーレクイン・シリーズ
すみれ色の妖精
大銀行の頭取を務める彼は、
底知れぬ策略家だった。
ヘレンにとって、デリアは十代のころからの大事な親友で、彼女の頼みを拒むことなどできなかった。この三年半、ヘレンはデリアが密かに産んだニコラスの面倒を見ている。デリアからは定期的に連絡が入っていたが、六週間ほど音沙汰がない。心配していた矢先、デリアの訃報がもたらされた。ヘレンは母を失ったニコラスが不憫でならず、デリアの兄レオンにもちかけられた結婚に同意した。彼も妹の遺児の幸せを第一に考え、二人で育てようと言ったのだし、結婚は便宜的なものだと信じていた。しかしほどなく、ヘレンは自分の見通しが甘かったのを思い知らされる。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年03月20日
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- 著者
- ジャクリーン・バード
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- 訳者
- 秋元由紀子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12270-4
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- 書籍番号
- R-2270
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