ハーレクイン・シリーズ
世界に冠たる高級ブランド〈ハウス・オブ・コロフスキー〉。社長のアレクセイはセクシーな魅力あふれる、女泣かせのプレイボーイだ。ケイトがそんなアレクセイの秘書に抜擢されたのは、ちょっと太めで冴えない彼女となら過ちを犯さずにすむからだった。だから五年ものあいだ、ケイトは彼への密かな想いを隠しつづけてきた。ところが、アレクセイが事故にあい療養中に、事態は一変する。会社の支配権を奪おうと動きだした冷血な母ニーナに対抗するため、アレクセイが役員たちを味方につけようと一計を案じたのだ。見せかけの婚約劇を演じ、彼の私生活にまつわる悪評を返上するという。そして相手役として彼が選んだのは、なんとケイトだった!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年08月20日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年08月11日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12646-7
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- 書籍番号
- R-2646
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モニター
アレクセイとのことを思うケイトの女心がとてもセクシーでした。5年後のアレクセイとケイトのやりとりにはロマンがありました。読んでいて次から次へとドキドキしどおしでした。最後にケイトとアレクセイが結ばれてとても嬉しかったです。とてもいいです。
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モニター
お金持ちって複雑だ。この物語のアレクセイはとても複雑で、とても不幸な様子だった。お金があるだけでは全く幸せになれないらしい。この彼を救ったケイトはとても勇敢に立ち向かっていたと思う。まるでケイトがヒーローのようだ。〈ハウス・オブ・コロフスキー〉が幸せに満ちた最後が感動的だった。
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モニター
シングルマザーの秘書・ケイトに、断れない条件で婚約の芝居を持ちかけた超高級ブランド会社を率いるアレクセイ。プレイボーイのヒーローは、子供のころから両親のせいで、人も自分自身をも信じない生き方をしてきた。ところが交通事故によって、抑え込んでいた記憶…両親の忌まわしい過去という重大な秘密がよみがえってきて…。一方、シングルマザーであっても、子供には最高の母親でありたいとひたむきに生きるヒロイン・ケイトは、自分が傷つくことを予想しつつもアレクセイに惹かれるのを止められない。ストーリーもドキドキだけど「スカートのハンガーを外していない」と悪口をいわれるほどのぽっちゃりヒロインに妙な親近感を覚え、読み進むにつれてケイトの気持ちが痛いほど伝わってきて、余韻の残る作品でした。
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モニター
お金、地位、女、全てを持ったプレイボーイに恋をした、太めでシングルマザーのヒロイン。複雑な家庭環境から人を信じることができないヒーロー。見せかけの婚約をヒロインに要求するときのヒーローが飴とムチを巧く使っていて、ヒロインにとって重要な決断の場面なのに笑ってしまいました。最後まで状況が二転三転してはらはらさせられ、一気に読んでしまいました。
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モニター
ストーリーと展開が少し複雑で、関連作を読んでたら、すんなり入れたかな?と思いました。環境は違えど、孤独なヒーローとヒロイン。ヒーローの周りは敵ばかり。家族と言えど心を許せず、ヒロインとの間にあるやさしい気持ちにも鈍感で。一番素直でかわいかったのは、ヒロインの娘でした。ヒロインの寛大な優しさに、ハッピーエンドと知りつつ、幸せになってと願って読んでました。
イギリスで看護教育を受け、その後救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も三人の子供とともに住むオーストラリアの地は、彼女にとって第二の故郷になっているという。