ハーレクイン・シリーズ
真夏の夜の代償
一夜の情事で伯爵の子供を身ごもっても、わたしが愛人以上の存在になる望みはない。
過保護で保守的な家族から自立したい一心で、グウェンは専門学校を卒業後、イギリスからフランスに渡った。社交的で商才のある女友達とレストランを始めたところ、グウェンの料理の腕前が評判になって順調に客が増えた。ところが、突然その女友達が姿をくらましたせいで、あっという間にレストランの経営は逼迫する。そんなある晩、グウェンは自分の店で行われたパーティで、プレイボーイで有名な伯爵、エティエンヌ・モローと出会った。酔っ払い客にからまれたところをエティエンヌに助けられ、グウェンは彼の城で熱い一夜をともにしてしまう。翌朝、金銭的に援助するから愛人になれと言われるとも知らず。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年08月20日
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- 著者
- クリスティーナ・ホリス
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- 訳者
- 高橋美友紀
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年08月11日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12644-3
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- 書籍番号
- R-2644
イギリスのバース近くで生まれた。初めて鉛筆を手にしたときから文を書きはじめ、三匹の子犬の物語を書いたという。ブラインドデートで互いに一目惚れをした夫と出会って数カ月後に結婚し、二人の子供をもうけたあと、大学の創作クラスで学んだ。その講師だったある詩人に、小説を本格的に書くことを勧められた。古いコテージで子供を育てる自分の生活とは対極とも言えるロマンス小説が大好きだと語る。