ハーレクイン・シリーズ
サマー・スキャンダル Ⅲ
ひと夏の関係
再会したニコラスに、ヴァネッサは冷たい言葉を投げつけられた。無理もない。一年前私は、彼を愛していないふりをした。本当は、彼が恋しくてたまらなかったのに。今だって……。彼が私をスキャンダルの女王だと誤解したままなら、それで構わない。「もう一度私をその気にさせてごらんなさい」ヴァネッサは挑発した。
誘惑ゲームの最終章
コナーは友人と訪れたバーで、絶世の美女に目を奪われた。彼女はお堅いことで有名な、上院議員の令嬢ブリトニーだという。いくらおまえでも彼女は絶対落とせない――そう言い切る友人の言葉にがぜん闘志を燃やし、コナーは豪語した。一週間以内に彼女を誘惑してみせる、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年08月20日
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年08月11日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51468-4
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- 書籍番号
- D-1468
大学では演劇を学び、卒業後は小さな町の新聞社で働いたり、教職に就いて演劇学校の校長をつとめたりした。その後、昔からの夢だったロマンス小説の執筆に取りかかる。RITA賞受賞作家となった今は、空軍パイロットである夫の転属に伴って四人の子供たちとビーグル犬、虎猫を引き連れてアメリカ国内を転々とするうちに、さまざまな経験をし、それを作品の構想に役立てている。