ハーレクイン・シリーズ
せつない恋の忘れかた
愛を運ぶ遺言 Ⅱ
「ずっとこうしていたい」ささやきが意味するのは、ベッドだけの関係。
いっきに燃えあがる恋に落ち、ガイと炎のような情熱を分かちあったエイブリーは誕生日の翌日、彼の部屋を飛び出した。二人で幸せに暮らすことを夢見ていたけれど、彼が求めたのはただの快楽。私を愛してなどいなかった。自分の友人を私への“プレゼント”として部屋によこすなんて……。こんなに早く、まさか仕事でガイと再会するとは想像もしなかった。エイブリーはわざとそっけなく応じた。裏切りを許せるはずもないのに、彼を目の前にすると、怒りは情熱に変わってしまう。そんな彼女の心を見透かしたように、ガイは残酷な提案をもちかけた。この仕事が終わるまで、気ままな関係を楽しもうじゃないか、と。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年08月05日
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- 著者
- テッサ・ラドリー
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- 訳者
- 春野きよこ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年07月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51466-0
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- 書籍番号
- D-1466
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- ミニシリーズ
- 愛を運ぶ遺言
旅と読書を何よりも愛しているという。幼いころからファンタジーやミステリー、ロマンスを読みふけっては空想の旅をしていた。英文学と法律の学位取得後、法律事務所に勤務するも、オーストラリアへの家族旅行をきっかけに執筆活動に転向することを決意。旅がすべてのインスピレーションと語る。