ハーレクイン・シリーズ
愛は嘘とともに
お金目当ての女とさげすまれても、愛する人を思う気持ちに偽りはない。
母の死後、まだ幼い異父弟ジーノを育てているリビーのもとに、イタリア巨大企業の後継者ラウル・カルドゥッチが訪ねてきた。彼の養父、そしてジーノの実父でもある先代が亡くなり、遺言によってジーノに莫大な財産が遺されたという――母子ともにイタリアで暮らすことを条件として。問題は、リビーがジーノの母親だとラウルが信じていることだ。貧しい私が母ではなく姉とわかれば、弟は連れていかれてしまう!とはいえ、病気がちな弟に良い環境を与えてやりたいとも思う。たとえ財産狙いと思われても、母親と偽ってイタリアへ行こう。私への軽蔑の念を隠そうともしない、この尊大な男性と……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年07月20日
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- 著者
- シャンテル・ショー
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- 訳者
- 澤木香奈
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年07月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12638-2
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- 書籍番号
- R-2638
読者レビュー
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イギリスの作家。ロンドン育ちで、頭の中でおはなしを作るのが大好きな少女だった。二十歳で結婚、第一子の誕生とともにケント州の海辺に移り、現在に至っている。浜を散歩しながら小説の構想を練るという。趣味はガーデニングやハイキング。六人の子供の母親でもある。