ハーレクイン・シリーズ
重要な会議に遅刻しそうになり焦っていた建築士のジゼルは、空いたばかりの駐車スペースに自分の車を割りこませた。順番を待っていた高級車の運転席を見ると、男性が不機嫌そうに「なんて女だ」と言っているのがわかる。すると彼は車を降り、ジゼルの行く手をふさいでなじり始めた。まるで世界が彼の思いどおりになると信じているような剣幕で!隙を見て逃げだしたものの、数時間後、ジゼルは真っ青になる――その男性が、大事なクライアントとして目の前に現れたのだ。彼の名はサウル・パレンティ、ある国の王族出身の実業家だという。さっきの報復が始まるかしら……。ジゼルは自らの行いを悔やんだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年07月20日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年07月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12636-8
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- 書籍番号
- R-2636
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モニター
お互いに心に傷を抱え結婚しないと決めていたジゼルとサウル。反発しながらも惹かれあっていく様子に一気に読んでしまいました。読んで間違いない作品です。後編も楽しみ。
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モニター
建築士のジゼルと実業家のサウル。初対面は最悪の印象の二人が、反発しながら惹かれ合って行きます。過去の出来事で愛を求めなかったジゼルがサウルと愛を分かち合う。不幸な子ども時代のせいで秘密を抱えたまま結婚するジゼル。秘密とは真実とは何なのか。2部作ということで今後の展開が気になります。
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モニター
駐車スペースの奪い合いから始まって、言い争ってばかりなのに強く惹かれあっている二人。せっかく結ばれても、子供の頃に深く傷ついた経験から本音をぶつけ合わない二人にハラハラさせられる。2部作前後編ということで、一度はハッピーエンドでも、もう一波乱ありそう。ヒロインに復讐を狙ってるキャラもいるし。試練を乗り越えて、真の幸せを掴む二人を見たいですね。後編も楽しみ。
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モニター
お互い心に闇を抱えた二人が出会い、一体どうやってこれから恋に落ちていくのだろうかと思いながら読んでいました。最初の出会いからは想像できない程惹かれあうジゼルとサウルの心の葛藤や、その舞台となる煌びやかな世界に魅せられました。ロマンスの中に、どこかサスペンスの様相を呈していて、最後まで目が離せませんでした。続きが早く読みたいです。
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モニター
えっ? もうおわり? じっくり読んだはずなのにとても短く感じました。ヒーロー、ヒロインの会話のテンポがいいし、お話の展開も無理なく進んで、最後は続きはあるのよねって確認したくなるぐらいまとめられてました。意地っぱり同志の心情も楽しく二人が寄り添ってからのHOTさも外せません! 他の登場人物も魅力的で、質の高い海外ドラマを見てるような感じでした。
イギリスの作家。ロマンス映画を見るよりも、ロマンス小説を読むのが好きだという。初めて童話を創作したのは八歳のときで、妹をヒロインに、アドベンチャーを書いた。十一歳でイギリスのハーレクイン小説のなかのヒーローと“恋に落ち”、それ以来のファン。結婚後もしばらく大手銀行で働いていたが、現在は執筆に専念している。イングランド北西部チェシャーの古い館で四匹の犬、二匹の猫と一緒に暮らしている。小説家になっていちばん嬉しいことは、彼女と同様に愛の大切さを信じる読者たちと交流できることで、大好きなチョコレート以外には、キスとパートナーとの親密な愛情の仕草が最高の食事だと語る、根っからのロマンティスト。ジェーン・オースティン、シェークスピア、ディケンズが大好きだという。