ハーレクイン・シリーズ
妻になる資格
マルコは、恋人との将来を考えあぐねていた。アントーニアとはすでに一年も同棲している。美しいが出生のあやしいアントーニアは、愛人としては理想の女でも、妻としてはふさわしくない。彼女は、画家ステファンの出世作《鏡の女》のヌード・モデルでもある。ミラノの名門一族とされるマルコの両親は、人前で裸をさらす女性との結婚を決して許さないだろう。「見ておいてほしいものがあるんです」あるパーティーで、偶然でくわしたステファンに、マルコは一枚の絵を見せられる。《鏡の女》とそっくりの絵――だが、モデルは間違いなく別人だ。アントーニアに瓜二つの女がいるというのか? そこには、マルコが知るはずもなかった真実が秘められていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年07月20日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 橋由美
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年07月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90016-6
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- 書籍番号
- K-6 (初版R-1790)
読者レビュー
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五人きょうだいの末っ子として、マンチェスターで育つ。現在は、仕事に忙しい夫と成人した二人の娘とともにチェシャーに住む。読書とバレエが好きで、機会があればテニスもしている。執筆を始めると、家族のことも忘れるほど熱中してしまう。