ハーレクイン・シリーズ
女優のカルメンは、精一杯の演技で動揺を押し隠した。滞在中のハンプトンズに突然マシューが現れ、挨拶だと言って、人目もはばからず彼女に濃厚なキスをしたのだ!大勢のパパラッチがいる前で、いったいどういうつもり?カルメンは、セクシーに笑う元夫をにらみつけた。
大ワイナリー経営者の娘サブリナは、一目惚れしたシーク・アダムと夢のような結婚をした。その直後、二人を引き合わせてくれた父親が亡くなり、悲しみに沈むサブリナは、夫の情熱に癒されたいと願う。ところがアダムは、彼女に触れることを避けるようになり……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年07月20日
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年07月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51462-2
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- 書籍番号
- D-1462
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モニター
『演じきれない別れ』愛し合っているけど、お互い望むような愛し方じゃないから誤解して、離婚した二人。復讐しようとしても上手くいかない・・やっぱり愛し合ってるから。修復に向かって歩み寄る二人が素敵です。『シークと禁断の美酒』はシークとワイナリーの令嬢の結婚に隠された意味がわかった時から、真実の愛に気づくまでが描かれている。二人とも負うべき責任があるので、自分の恋愛に没頭できないからすれ違ってしまう感じ。そこから本当の自分の気持ちに気づくまでが面白いです。
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モニター
2作品収録されていて1話めの『演じきれない別れ』の中で少しだけ2話めの『シークと禁断の美酒』の ヒーローとヒロインが登場しますがストーリーは全く別物です。『演じきれない別れ』は離婚した夫婦の愛の復活が軸ですが、ヒーロー、ヒロイン共に相手を愛していて未練もタップリなのに相手も同じ気持ちだと知らないので、ヤキモキしながら読みました。『シークと禁断の美酒』も相手の気持ちが分からずヤキモキするのは同じですが、こちらのヒロインの方が一途で話の内容も私の好みでした。両作品ともホットなシーンが多過ぎる気もしましたが、お互いベタ惚れ状態のカップルなので嫌みなく読めました。
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モニター
『演じきれない別れ』華やかな映画の世界でトップに登りつめる過程で、愛し合いながらも、すれ違い別れる二人。お互いに華やかな暮らしの中で愛を求めていた。再会し、お互いに罠を仕掛けるが…短い話だけどよく描かれていた。
『シークと禁断の美酒』結婚してから話が始まり、出会いは回想形式だったので、もう少し出会いの話を詳しく書いてほしかった。結婚後冷たい夫…急にラブになったり、冷たかったり、本心が分からない! そこが、面白かった。 -
モニター
一話目は、違う環境で生きてきた二人が結婚し、お互い話し合いや助け合う事の必要性を実感していくプロセスに共感してしまいました。既婚者ならずとも、これから結婚する方にもお勧めです。
二話目は、ヒーローの思わせぶりな行動が謎を呼び、どんな謎なのか気になって一気に読んでしまいました。クライマックスはちょっと大胆でしたがわくわく楽しめる作品だと思います。また、純粋なアラブ種やポロ競技について、初めて知ることができました。 -
モニター
『演じきれない別れ』は、私の好きな話だったので、楽しみによみました。マシューの気持ちが書かれてあったので、おもしろく読めました。最初のキスで、濃厚なキスだったとわかり、二人の気持ちを感じつつ、キュンとしつつで面白かったです。『シークと禁断の美酒』は、サブリナとアダム2人の気持ちがそれぞれ書かれてあったので、熱い気持ちを想像しつつで、大変面白かったです。
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モニター
2作品収録されていますが、どちらも夏にぴったりのホットなロマンスです♪ 愛し合っているのに、すれ違いや誤解で悶々とするヒーローとヒロインがもどかしく、ドキドキする展開で楽しめました。読み終わる頃には、ポロの競技の知識もついている、とてもお得な一冊でした♪
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モニター
一冊で二度楽しめる二話掲載の「サマー・スキャンダルⅡ」。二話とも夫婦生活を立て直す内容でした。短編ながらも内容が濃くまとめられていて読みやすかった。『演じきれない別れ』では、離婚した夫婦が再婚するまでの話、『シークと禁断の美酒』では結婚しているものの家庭内別居状態の夫婦が結婚生活を復活させていく話、二話とも興味深く読みました。
高校時代に夫から贈られたステディリングをいまだにつけている彼女は、ハッピーエンドのロマンスを書かないわけにはいかないという。ロマンス小説の各賞をたびたび受賞した経歴を持つ。現在は大手保険会社の管理部門で働きながら執筆を続けている。フロリダ州ジャクソンビル在住。
カイロ在住のエジプト人。作家だけにとどまらず、眼科医、歌手、画家、アクセサリーデザイナーという実にさまざまなキャリアをもち、妻と母親業もこなしている。キャラクター設定やプロットのアドバイスをしてくれる娘と、ストーリーが気に入らなければキーボードの上を歩きまわる辛口批評家のアンゴラ猫の助けを借りながら、情熱的なロマンスを書き続けている。