ハーレクイン・シリーズ
カイリーは結婚式の直前に婚約者の裏切りを知った。式を即刻中止して婚約者に別れを告げたものの、衝撃はおさまらない。自暴自棄になった彼女は、職場の上司でありアラブの国のプリンスでもあるラフィクに懇願してしまった。“あなたの愛人にしてほしいの”と。
やむにやまれぬ事情で、ジュリアは中東の国ベハレーンを訪れた。ところが到着早々事件に巻きこまれ、危うく命を失いそうになる。間一髪のところで彼女を救ったのは、この国のシークであるカリム・アブドゥラー。彼は自分の豪華な館にジュリアを連れていく。
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- 頁数
- 432頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年07月05日
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- 定価
- 1,320円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年06月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80623-9
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- 書籍番号
- Z-23
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モニター
「シークと純真な秘書」(スーザン・マレリー作) と「砂嵐の向こうに」( デイナ・マートン作)の二作品が同時に楽しめます。どちらもシーク物ですが、作者が違うので物語もそれぞれ雰囲気が異なり、私は読んだことのない作家さんでしたが、ぐいぐいと話の中に引きこまれ一気に読破してしまいした。
「シークと純真な秘書」の純真無垢なカイリー、「砂嵐の向こうに」の恋人を求め異国の地を訪問するジュリア。魅力的なヒロインとヒーローの物語をぜひお楽しみ下さい。 -
モニター
2作品とも、読み応え充分。「シークと純真な秘書」は、愛に傷ついたカイリーが、さらに傷つきながらも愛を知らずに育ったラフィクをどう変えていくのか期待が高まります。「砂嵐の向こうに」は、事件が次々と起こり、展開の激しさにジュリアとカリムの運命が気にかかります。でもやはり最強の運命の相手ですね。
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モニター
タイプの違うシークもの2作品。一作目は、率直な主人公達の会話のやりとりに好感度UP。大人の魅力満載のヒーローのじわりじわりとしたヒロインへの誘惑にドキドキさせられるところも必見! エル・バハール国王のその後もチラリ、思わずにんまりさせられました。二作目は、次々と危険が迫る中、間違った行動も起こすが、良いひらめきを持つヒロイン。心と身体に傷を負ったヒーローがヒロインを必死で守る姿にキュンとさせられます。
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モニター
「シークと純真な秘書」では、最初の1行目から、どのような展開になっていくのか期待の高まる始まりでした。純真な秘書が、恋愛の経験豊富な自分のボス(シーク)に愛人契約を持ちかけ二人の関係が始まっていくのですが、契約のつもりが徐々に本当の恋に落ちていくかけひきにはドキドキしました。本当の愛を得るために翻弄されていく二人の恋愛模様に夢中になり、1時間くらいで読んでしまいました。
「砂嵐の向こうに」では、最初は反発をしながらも、一緒に困難に立ち向かっていく間に、お互いに惹かれあい、気持ちが通じあっていく二人。互いの心がつながったシーンはとてもロマンチックでした。話の展開のテンポがよくて、こちらも1時間くらいで読んでしまいました。 -
モニター
1冊でタイプの違うプリンスに二人も会えるなんて、本当に得をした気分です。1話目は、恋の始まるきっかけがあまりに唐突で、しかも二人が境遇のギャップをどう乗り越えていくのかにわくわくしつつ、また、主人公の飾らない人柄にとても共感できたので、最後まで楽しく読みました。2話目は、最初から最後まで危機の連続でハラハラさせられっぱなしでしたが、二人の魂が触れ合っていく過程が、感動的でした。
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モニター
シークの堂々とした態度にうっとりです。ヒロインの凛とした姿勢にも憧れます。2人の恋の行方にドキドキです。
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モニター
多くの恋を経験しながらも、本当の愛を見つけられずにいるプリンス(シーク)。そんな彼らの前に現れるのは、恋に破れたばかりの傷心のヒロイン。やがて身分の違いなど問題にならないくらいの熱い愛情が、2人の間に芽生えてくる。1作目は映画の「プリティ・ウーマン」よろしく夢のような日々の中で、2作目は敵から追われて命が危険にさらされる中でと、まったくタイプのちがう展開で恋の行方を楽しめる、お得な1冊。
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モニター
2作品ともシークとの恋物語。豪華な王宮とシークが好きな方におすすめします!
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椿
『シークと純真な秘書』婚約者の裏切りを知り、復讐のためボスの愛人に志願したカイリー。彼女が女性として開花し、本当の愛を見つける。シーク系が苦手な方にも、お勧めですよ! 『砂嵐の向こうに』は、初めから最後まで、ハラハラドキドキの連続。最後はこの本のタイトルに「なるほど」っと頷けます!
USAトゥデイ紙や大型書店などのベストセラーリストの常連作家。ユーモアがありながら情感に満ちた作品を年五、六冊執筆するが、それでも頭の中にあるアイデアをすべて作品にする時間がないのが悩みだと言う。作家が書くどんな奇抜な作品も、ごく当たり前に受けとめられる土地、南カリフォルニアに居を構え、世界で一番セクシーな夫と暮らす。
ロマンティック・サスペンスを得意とするアメリカの作家。デラウェア州ウィルミントン近郊に住む。子供のころからの読書好きで、大学で小説を書くことを学び、修士号を取得。執筆以外の時間は、庭か家の図書室で過ごし、ガーデニングとアンティークショップ巡りを趣味としている。