ハーレクイン・シリーズ
姉の遺児である双子の赤ん坊を育てているギャビーは、ある日、ギリシア有数の大富豪、アンドレアスに面会を申し込んだ。アンドレアスこそが、この赤ん坊たちの父親なのだ。亡き姉は彼と一夜の関係を持って妊娠し、ひそかに出産したのだった。しかし、話を聞いたアンドレアスは身に覚えがないようすで、ギャビーを手切れ金目当てと決めつけ、冷たくあしらう。プレイボーイと知りつつ彼に一目惚れしたギャビーは失望を噛み締め、子供たちは自分で育てていこうと心に決めた。ところが――翌日アンドレアスは自分にそっくりな男性を彼女に引き合わせた。「僕の双子の兄だ。赤ん坊たちの父親は、実は兄なんだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年06月20日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年06月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22176-6
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- 書籍番号
- I-2176
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モニター
たった一人の子育てにもてんてこ舞いの私からすると、双子を育てるなんて一大事です。大切な姉を亡くし、大変な状況に置かれても双子たちのために全力で様々な問題に立ち向かうギャビーの行動力に憧れます。大切な人を思う気持ちが自分の人生を変えることもあるのでしょうね。ギャビーの人生をもっともっと追いかけてみたくなりました。
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モニター
カッコよすぎて神様みたいかもっ!と最初からハート飛ばしてウットリと見つめまくるヒロインが心配。私だけが好きかもと自分の気持ち抑えてる割にスキスキオーラ全開で読んでて切なくなってくる。好きになっちゃダメとヒーローに距離を置こうとするのに子供の為だからと彼女を上手く操るヒーローがうまい! だんだんと優しくかっこよくなっていくヒーローに読んでて胸が熱くなってきました。愛の告白シーンなんか震えがきちゃいました。
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モニター
姉の遺した双子の赤ちゃんの為に一生懸命なギャビー。彼らの父親だと思っていた魅力的な男性アンドレアス。実は彼も双子で、しかも兄レオンが赤ちゃんの本当の父親だったなんて。アンドレアスみたいに頼りになって、人の気持ちのわかる男性が現れたらギャビーでなくても心ひかれてしまうのでは。こんなすてきな男性を引き合わせてくれる双子の赤ちゃんやってこないかな。
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モニター
激しい起承転結はありませんが、ギャビーとアンドレアスのじれったい恋愛模様から目が離せません。何より双子の赤ちゃんが可愛い。赤ちゃん二人を見守るギャビーとアンドレアスを想像すると、温かい気持ちになります。次回はイレーナのお話ということでしたが、レオンとデリーネのお話も読んでみたいと思いました。
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モニター
心の底から愛し合えるパートナーって素敵だなぁと思いました。色々な苦難を乗り越えて、結ばれるべき運命の相手ってどこかにいるのかなぁと、自分に重ねながら物語の世界にどっぷりはまりました。
アメリカの作家。十七歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、四人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまで数々の賞を受けたベテラン作家である。