ハーレクイン・シリーズ
いつもどおりブレーは舞踏室で居心地の悪い思いをしていた。パーティは苦手だ。関心のある団体の資金集めが絡んでいなければ、今夜だって出席せず、家で猫と遊んでいたかったのに……。そんな物思いにふけっていると、父親が一人の男性を連れてきた。男性の名はギャビン。大手広告会社の稼ぎ頭らしく、とてもハンサムだ。だからギャビンにダンスに誘われたとき、ブレーは戸惑った。私みたいに地味で太りぎみの女を、どうして彼みたいな人が誘うの?深いことは考えずに一夜の夢を楽しもうと決めるが、ギャビンはさらに、金曜日の夜デートをしようと誘いかけてくる。彼の思惑など知らず、ブレーは突然現れた王子様に夢中になった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年05月05日
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- 著者
- ジェニファー・ルイス
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- 訳者
- 雨宮幸子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年04月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51447-9
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- 書籍番号
- D-1447
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- ミニシリーズ
- ラブ&ビジネス
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モニター
仕事も容姿も完璧な夫ギャビンの裏切りを知った妻ブレーに感情移入してしまい一気に読みきってしまいました。怒りのあまり家出したブレーを探す為ギャビンのとった行動は驚きで胸キュンです。「愛に金やプライドは要らない」を痛感させられるお話です。
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モニター
ブレーは自分の事を地味で太り気味だと卑下していたけど、ギャビンと出会ったり友人のアドバイスのおかげできれいな女性に変身した事で、自分に自信を持てる素敵な女性になったところがすごく良くて、私もそんな女性になりたいと憧れてしまいました。あと、ギャビンの秘密を知ったブレーの行動に共感できて、これからどうなっていくのかドキドキしながら一気に読んでしまいました。この本は、やっぱり恋する事っていいなと感じさせてくれて、とても面白かったです。
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モニター
自分に自信の持てない主人公がハンサムな男性に恋しながら、成長してもなかなか自信が持てず、悩む姿が何とも言えません。特に中盤からの主人公の思い悩む姿に感動です。
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モニター
資産家の父親に紹介された男性に恋したブレー。結婚したけれど、夫のギャビンを信じきれません。夫の愛を確認できたブレーはようやく自分に自信をもって自立できたのです。愛は、自分を愛せるようになって花開くのだと、教えてもらいました。
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モニター
主人公に感情移入してしまいました。近づいてきたハンサムな男性に何が目的?って考えちゃうところとか、すごいわかるなーって。続きが気になって朝まで読みふけってしまうほどおもしろかったです。
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モニター
自分に自信のない「女相続人」と、おせっかいな父親に紹介されたとびきり魅力的な男性。定石通りの展開ではあるけれど、ヒロイン自身の魅力と心の揺れが丁寧に描かれていて、一緒になってドキドキしたり、悲しくなったりできました。それに、このヒロインに魔法の杖をふる新たな友人という存在もとっても気になる…。
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独立への出資はあくまで“おまけ”に過ぎないと考えるギャビンが、ブレーという理想の妻に出会えたばかりか、仕事でも協力し合える関係であり、すべてが順調で円満だと思ってウキウキした様子が、けっこうかわいかったです。ラストでブレーは、世間からは“財産家の相続人”という目で見られてしまう自分を、ギャビンだけは彼女自身を本当に愛していると信じられたんだなと感じました。
物心ついたときからストーリーの構想を練りはじめる。思い立って作家になるまでは、メディアや絵画にまつわる仕事をしていた。アメリカにもヨーロッパにも住んでいた経験があり、現在はニューヨークで家族とともに幸せに暮らしている。