ハーレクイン・シリーズ
薔薇のキューピッド
両親の死後、ずっと面倒をみてくれた祖父が亡くなり、外国にいたボウは急遽帰国した。最愛の祖父の死もさることながら、遺言の内容が彼の心を乱していた。一年間は代々受け継がれてきた広大な屋敷に住むこと、そして、その間は家族同然の屋敷の使用人たちを雇い続けること。が、中に一人、家族同然とは言えない者がいた。乳母のマギーだ。子供のいない家に乳母とは! いったいどんな仕事をしていたんだ?屋敷にたどり着いたボウは、ようやくその謎めいた乳母と会った。炎を思わせる赤い髪、真珠のように白い肌、抜群のスタイル――ボウはたちまち熱くなった。いや、待てよ、もしかすると……。祖母は僕が結婚しないことを嘆き、子孫が絶えることを心配していた。ボウは思わず口走っていた。「君は妊娠しているのかい、マギー?」もしそうだとすると、これは厄介なことになるぞ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年11月20日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 有森ジュン
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年04月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-73882-0
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- 書籍番号
- C-882 (初版I-1240)
読者レビュー
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フランス語と英語の教師を経て、結婚後、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアを整えることに向けられた。人と接するのが好きで、人と人とのつながりに興味を持っていた彼女は、やがてロマンス小説の世界に楽しみを見いだし、登場人物それぞれに独自の性格を与えることに意欲を燃やすようになった。旅を楽しみ、その経験は作品の中に生かされている。現在はオーストラリアのニューサウスウェールズにあるカントリーハウスに住む。