ハーレクイン・シリーズ
ニコラス・デュプレが審査員ですって?娘のフェリシティから“才能発掘コンテスト”の話を聞き、セリーナは愕然とした。フェリシティが自ら手紙を書いて依頼したところ、彼はすぐに快諾し、娘たちの小学校にやってくるというのだ。元ピアニストのニコラスは地元出身の世界的な著名人で、セリーナのかつての恋人だった。故郷を捨てて久しいのに、なぜ帰る気になったのだろう。まさか、絶対に知られてはならない秘密を嗅ぎつけたの?大切な愛娘フェリシティの出生に関する、ある重大な事実を……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年04月20日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年04月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12606-1
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- 書籍番号
- R-2606
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モニター
愛娘の幸せの為に秘密を守ろうとする、逞しくもあり、優しい母の顔と純愛を望むセクシーな女の顔を持つセリーナはとても魅力的な女性でした。お互いの気持ちに誤解を抱きながらも愛し合う2人の世界に最後までドキドキしてしまいました。
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モニター
13年の歳月を経てもなおお互いを思い続けるヒーローとヒロイン。ささいな誤解が大きな溝を生み出して別れてしまったけれど、運命は思わぬ形で二人を再会させることに…。ヒロインは大きな秘密を抱えているせいで、なかなかヒーローに心を開くことができなくて、読んでいて切なくてもどかしくてたまりませんでした。ヒロインの娘がキュートなキューピッド役を演じ微笑ましいです。何回か出てくる火事が、二人の運命を大きく変えていく所などストーリー運びが巧みだなあと思いました。久しぶりにヒロインが大人の女性(12歳の娘がいる)という素敵なストーリーに出会えました。大人のロマンスを求める方にぜひお勧めしたい一冊です。
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モニター
他の人と結婚しながら、愛しているのに別れた初恋の彼を秘かに13年も思い続けるなんて! しかも両思いだったなんて。再会してから大人の展開で再び燃え上がるのに早すぎないかっ…とは思ったけれどヒーローも今度こそは絶対逃がさない! と惨めなまでに超必死に迫りまくるのはカッコいいかも。ヒロインと年齢も近く、こんな成熟した大人のヒーローに一途に思われてみたいと思ってしまったのでした。
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モニター
13年もの間ヒロインとヒーローの間にあった情熱が運命の巡り合わせにより再び燃えさかる大人のラブロマンス。初めての作家さんでしたが、読み応えがあり、官能的でとても良かったです。大人な雰囲気も素敵でした。
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モニター
ヒロインが母親ということもあって、かなり大人向けロマンスです。若いヒロインが好みの方もいらっしゃるでしょうが、文章はさすがうまいなぁと思います。ヒロインと恋人の心理描写が読ませました。
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モニター
セリーナとニコラス。気持ちがすれ違ったまま過ぎ去った年月。お互いに誤解しあったまま別れ、相手のことを憎らしく思いつつも、しかしずっと忘れられないでいた。そんな二人に訪れた再会のチャンス! 久しぶりにふるさとを訪れたニコラスを待つ重大な秘密。二人の思いが交錯しながらひとつにまとまって行く・・何とかしてあげたいと思いつつ、読んでいるしかない自分がもどかしい。でも後味さわやかな一冊です。
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出てクラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして三人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める。現実にありそうな物語を、テンポのよいセクシーな描写で描くことを得意とする。趣味は幅広く、長編の物語を読むことからパズルを解くこと、そして賭事にまで及ぶ。