ハーレクイン・シリーズ
アナリザは、父マーカスの死の床で自分に許婚がいることを知る。許婚のラファエル・サンティアゴは、十三年前の初恋の人だった。父親同士が決めた結婚相手に反発する二人だが、体調が思わしくないラファエルの父を安心させるため、かりそめの婚約をし、しばらくコルドバの館に滞在することになる。コルドバの館には、ラファエルの異母妹、異母弟、妹の婚約者、そしてカルメンという未亡人が暮らしていた。驚いたことに、黒髪の美女カルメンはラファエルの恋人だった!カルメンの存在に心乱されながらも、アナリザは次第にラファエルの情熱に魅せられていく。
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- 頁数
- 176頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年04月20日
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- 著者
- ブリタニー・ヤング
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- 訳者
- 吉野ひとみ
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- 定価
- 660円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年04月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-82704-3
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- 書籍番号
- HL-4 (初版L-232)
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モニター
大好きなブリタニー・ヤング作品。この方の作品は自分の気持ちに正直でキュートなヒロインと、自分の気持ちをあまり表に出さないけれど、本当はヒロインを深く愛していて頼れるヒーローという設定が多いと思います。ほのぼのと幸せな気持ちになりたい時にぴったりの作品だと思います。今回の作品もヒーローの気持ちがはっきりしない時があり、ちょっとイライラさせられましたがラストはヒーローの熱い気持ちが伝わってきて、感動しました。
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モニター
作品はちょっと古いものみたいですが、そんなことは感じさせず、典型的なハーレクイン作品で一気に読めました。物語の展開が早いのも逆に新鮮に感じました。ヒロインが自分自身に冷静でいて、前向きなのも物語の魅力をアップさせています。
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モニター
久しぶりに手にしたハーレクイン作品です。スペインの美しい風景を想像したり、情熱的な人々にわくわくしたりしながら楽しく読みました。そして、スペインといえば闘牛。これが登場人物たちの運命を大きく左右します。読み終えて本当に幸せな気分になりました。そして、実際に闘牛を見てみたくなりました。でも、やっぱり怖くて見られないかな。
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モニター
個人的に初恋、しかも年上の人と結ばれることに憧れを抱いているので、一気に読めました。ハンサムで男性的魅力にあふれるラファエルに対し、真面目で美しい教師アナリザが淡い恋心を抱き、その彼が親同士が決めたフィアンセと知り反発しながらも、自分の心に正直になっていく心の変化に胸が苦しくなります。ラファエルのややミステリアスな魅力や一挙一動に、胸がときめきっぱなしでした!
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モニター
幼い少女時代の初恋の人が実は許婚だと知るも、その思い出は決して楽しいものではなく、心ひかれながらもついつい意地を張ってしまうアナリザ。スペイン人のプライドから心を頑なにするラファエル。そんな心と裏腹なやり取りをじれったく想いながらも、二人の人柄や魅力に引き込まれ一気に読んでしまいました。
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モニター
このところ、電子コミックでの購読が続いていましたが、久ぶりに文庫をじっくりと読んでみました。アナリザがラファエルに魅かれる気持ちがどんどん固まっていく過程、彼の理解できない部分に悩み、でも理解しなければと考える彼女の気持ちに打たれました。そしてラファエルも、アナリザの存在を大きく感じざるを得ない事件を通し、彼女への気持ちを強くする。お互いの存在の大切さを痛感した二人の幸せな様子に気持ちが満たされました。
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モニター
10歳のときに出会った初恋の相手が親の決めた婚約者だったなんて! ヒロインの立場なら本当にびっくりですよね、でもこんな素敵なヒーローなら決めてくれた親に感謝したいかも…。ヒーローはヒロインがかわいくて仕方ないってバレバレで読んでいて楽しかったです。ストーリーとしてはライバル女性が最終的にどうなったのかとかラストのどっきりでどうして確認しなかったの?とちょっと消化不良はありますが、とっても大人なヒーローに大切に大切にされているヒロインがうらやましくなってしまいました。
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モニター
産まれた時に親に決められた許婚ってどんな感じだろうと想像すると、とってもロマンチックだなぁと思いました。ラファエルとアナリザの心の変化にとても引き込まれます。運命の相手って、どんなに時を超えても惹かれあうんだなぁと思いました。
シルエット・ロマンスのヒーローのような夫との恋愛体験をもとに、ロマンス小説を書き始めたという。絵画、音楽、写真、歴史など幅広い趣味をもち、またフランス語、スペイン語、ギリシア語に堪能な語学の達人でもある。