ハーレクイン・シリーズ
やはり最初から話ができすぎだった。シェリーはすばらしい仕事にようやく就いたばかりだが、叔父の不審な言動にかすかな疑念を抱き始めていた。大企業の最高幹部のアシスタント職に空きができそうだと、叔父はどこからか内部情報をつかんでシェリーに勧めてきた。失業中だった彼女はこの話に飛びつき、最高財務責任者トムのアシスタントにみごと採用されたのだった。しかもシェリーは面接で会ったトムにひと目で惹かれてしまい、彼の下で働ける喜びに胸を躍らせていたのだが……。いったい叔父とトムの間で、過去に何があったのだろう? (デジタル版先行リリース)
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年04月20日
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- 著者
- クリスティン・リマー
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- 訳者
- 西山ゆう
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年04月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-82703-6
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- 書籍番号
- HL-3
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モニター
ヒーローとヒロインのかけ引きにハラハラドキドキしました。いつ、お互いの心の内を明かすのか? キーマンは誰なのか? 色々な角度から楽しめた1冊でした。またヒーローの心の動きが詳しく描写されていてとても満足しました。
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モニター
出会ってすぐにお互いの好意に気がついても、その気持ちを抑える二人。もどかしさ、運命を信じたい気持ち、隠し事があるための罪悪感…複雑な気持ちを自分でコントロールしようと努めるヒロインですが、ボスの魅力には抗えない…ヒロインの極限まで抑え込まれた感情が爆発する…「会社」という現実的な舞台なので、かえってドキドキしてしまいました。
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モニター
トムみたいな素敵なボスと仕事ができたらいいな。でも、シェリーを責めないで!と思いながら、最後まで一気に読み切りました。カギを握るのはかわいい息子のマックスかも。
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モニター
今まで音信不通だった叔父からもたらされた、大企業のCFOのアシスタントに空きが出たという内部情報により、素晴らしい職に就けたシェリー。叔父への不信を抱きながらも、上司であるトムとの恋愛模様はどこまでも甘く、読んでいて心が温かくなりました。物語の題材としても良かったです。
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モニター
涙なしでは読めない話です。トムに誤解されてしまった時は、せっかくいい関係になっていたのに!と思いながら読んでました。最後には幸せになったからよかったです。
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モニター
トムとシェリーの出会いは、初めから仕組まれたものだった。とは言え、二人の全く知らないところで糸を引く人物がいる…謎解きのハラハラドキドキは苦手なので、読み飛ばしてしまおうかと思ったのですが引き込まれ、期待を裏切らないハッピ-エンディング! ロマンティックな筋立てもあいまって、わたしの精神安定剤となる一冊になった。
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モニター
嘘のような話から職につき、好きになればなるほど不安になっていく彼女の気持ちに、イライラもし、早くお互い正直になってほしいと、どきどきしながら読んでました。やっぱり女性は愛のためには強くなれると実感しました。
大型書店やUSAトゥデイ紙のベストセラーリストにたびたび登場する。RITA賞に二作品がノミネートされ、ロマンティックタイムズ誌でも賞を獲得した実力の持ち主。ロマンス作家になるまで、女優、店員、ビルの管理人など実にさまざまな職業を経験している。すべては、作家という天職に巡り合うための人生経験だったと振り返る。オクラホマ州に家族とともに住む。