ハーレクイン・シリーズ
回想のイザベル
騒ぎの発端は、祖母が自分の持っていたデンビー社のすべてを今はもう身内ではないイザベルに残したことだった。「イザベルを説得して、株を買い戻せ」伯父にそう言われたが、アレックスは気が進まない。伯父は息子のクリスより甥のアレックスの力を買っているから、これを機会に跡継ぎとして指名したいのだろうが、アレックスはデンビー社にも、イザベルのことにも、巻き込まれたくなかった。イザベル――かつてクリスの妻だった女性。そして、アレックス自身にも苦い思い出を呼び起こす女性だ。だが伯父に促されて、アレックスはイザベルと再会することになる。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年04月05日
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- 著者
- アン・メイザー
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- 訳者
- 平敦子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年03月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-73880-6
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- 書籍番号
- C-880 (初版R-635)
読者レビュー
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イングランド北部の町に生まれる。息子と娘、二人のかわいい孫がいる。自分が読みたいと思うような物語を書く、というのが彼女の信念である。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た。