ハーレクイン・シリーズ
広告代理店に勤めるデイジーは、華やかな人々が集うイベント会場で上司のリンダが投資アドバイザーのイーサンに媚びるのを見かけた。イーサンはメディアにも頻繁に登場する有能なアドバイザーで、女優たちとも浮き名を流すゴージャスな男性だ。だが、明らかにリンダにうんざりした彼がデイジーに話しかけ、憤慨したリンダにその場で解雇されるはめに陥ってしまった。両親が経済的に困窮している今、仕事を失うわけにはいかない。そもそも、軽々しいプレイボーイが私をからかったせいなのに。イーサンに怒りをぶつけたデイジーは、返ってきた言葉に耳を疑った。「お詫びに、僕の家の面倒を見る仕事を提供しよう」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年02月05日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 霜月桂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年01月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12579-8
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- 書籍番号
- R-2579
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モニター
好きになっても傷つくのが怖いデイジーの気持ち、女性をなかな信じる事が出来ないイーサンのもどかしさ。つい応援したくなりました。気がつくと、あっという間に一冊読んでました。友人達も個性的で面白かったです。
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モニター
ヒロインの率直な物言い、駆け引きのないやり取り、無欲さに心惹かれるヒーローのイーサン。がとっても気になり、いっきに読み終わりました。デイジーとイーサンが出会う場面はまるで映画のワンシーンのようで、さすが! エマ・ダーシーです。なかなか振り向いてくれないデイジーにいつの間にか夢中になる彼の姿がとっても素敵で男らしくカッコ良かったです♪
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モニター
現代版シンデレラストーリーです! すごく魅力的でお金持ちであるイーサンのことを、自分とは違う世界の人だからと、距離を置いて接しようとするデイジーの様子がすごく共感できます。距離を置こうとしていてもイーサンの魅力に惹かれて行くデイジーとイーサンがどのようになるのだろう、とどきどきしながら読ませていただきました! 個人的には、デイジーのつれなさに対してイーサンがどうしよう、ともんもんとしている姿がとても楽しかったです。結末も、とても感動しました!
フランス語と英語の教師を経て、結婚後、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアを整えることに向けられた。人と接するのが好きで、人と人とのつながりに興味を持っていた彼女は、やがてロマンス小説の世界に楽しみを見いだし、登場人物それぞれに独自の性格を与えることに意欲を燃やすようになった。旅を楽しみ、その経験は作品の中に生かされている。現在はオーストラリアのニューサウスウェールズにあるカントリーハウスに住む。