ハーレクイン・シリーズ
この恋に別れのキスを
愛する人にそばにいてほしい。そう願うのは、わがままなの?
ルル・ハミルトンはある医療財団の出版記念の会見に招かれ、著者カイル・マンローを紹介されて驚いた。今朝、ネパールから一年半ぶりに帰国したばかりのその医師は、さきほど重い荷物に困っていた彼女を助けてくれた色男だったのだ。カイルはルルが何者かを知ると、次作の執筆の手伝いを頼んできた。十年前、海外医療の先駆者だったルルの母はウガンダで命を落としたが、当時新米だったカイルは、その下で働いていたらしい。彼に協力すれば、数週間のあいだ二人きりで過ごすことになる。まばゆい笑みとあふれる魅力にときめきを感じて、ルルは怖くなった。いずれ旅立つカイルに恋をすれば、傷つくことがわかっていたから……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年02月20日
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- 著者
- ニーナ・ハリントン
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- 訳者
- 堺谷ますみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年02月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22151-3
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- 書籍番号
- I-2151
読者レビュー
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イングランド北部ノーサンバーランドで育つ。十一歳のとき、地元の図書館の本がみんな読めると思い、司書の仕事に就こうと決めたほどの読書好き。以来、店員、薬剤師、テクニカル・ライター、大学講師、企業の研究員などを経て、作家になる夢を実現させた。趣味は料理を作ること、食べること、そしておいしいワインを飲むこと。読者を喜ばせる作品を書いていないときは、そんな時間を楽しんでいる。