ハーレクイン・シリーズ
慈善事業の運営を行う会社のオフィスで、モリーは純白のウエディングドレスを前に、決意していた。結婚にあこがれすぎて、婚約者に逃げられ、貯金も一ドル残らず持っていかれるなんて。もうロマンティストは卒業よ。夢を見るのはやめるの。どんなロマンスもあてにはならない。不要になって寄付されてきたこのウエディングドレスが、いい証拠。破れた恋と真正面から向き合うために、モリーはドレスを着てみた。すると……最悪なことに、一人では脱げなくなってしまう。仕方なく、彼女は上司に助けを求めに行った。さらに最悪な男性との出会いが待っているとも知らずに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年02月05日
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- 著者
- カーラ・コールター
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年01月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22148-3
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- 書籍番号
- I-2148
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モニター
慈善事業の運営を立て直しにきたヒューストン。利益のためなら無駄を排除! その反対にモリーはなんとか今までの事業の継続のためにがんばります。人々に温かく明るい感情的なモリーに心を動かされながら、抵抗するヒューストンですが…逆らおうとすればするほどモリーに惹かれていきます。
最後まで、二人が愛を手に入れるために葛藤する物語です。じ~んときました。 -
モニター
イマージュのヒーロー、ヒロインはかわいいなぁ、というタイプが多いです。このヒーロー、ヒロインも自立していてカッコイイけど、なんだかかわいいなぁという感じでした。恋に不器用なふたりが少しずつ近づいていく過程が甘ずっぱくって王道ですね。ところで今回の舞台は慈善事業を行う会社なので、アメリカの慈善事業についていろいろ知ることができました。縁がないのに妙に外国のことを知っているのはハーレクインのおかげです(笑)。
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モニター
結婚に憧れるモリーが、婚約者にお金も持ち逃げされてしまうところから始まるこの物語。ハプニングをもたらす新しい恋がどのように展開して行くのか、楽しく読みました。こんな運命の恋に出合ってみたい。
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モニター
ひょんなことから、ウエディングドレスを着て見たら、ハンサムな男の人と出会う~典型的なロマンス小説とおもわれますが、ヒーローには暗い秘密があります。凍りついた心の重みが明るいヒロインの心で溶けていきます。ヒロインも人生への熱意を取り戻し、孤独から解放されました。癒しの時間を与えてくれる作品でした。暖かいお部屋でココアを飲みながら読んでみて下さい。
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モニター
モリーもヒューストンも子供のころに、つらい思いをしている。子供の頃のつらい思い出や、婚約者の裏切りさえ、モリーの持つ明るさ、愛する心を踏みにじることはできなかった。とても、強い、素晴らしい女性だと思う。ヒューストンは、自分をさらけ出さないことで、自身の心を守ろうとした。でも、モリーの温かい心に触れて、変わっていく。人は、愛すること、愛されることでより良く変わっていくのだと思った。
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モニター
最悪の出会いか、最高の出会いか、はじめは水と油の二人だったが…ハラハラドキドキの展開に、心が熱くなりました。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州クートネーの大自然のなかで、理想の男性である夫と三人の子供、大好きな馬や猫とともに暮らしている。自分が苦労したおかげで理解できるようになった人生や愛の意味を、執筆する作品を通じて伝えていきたいと語る。クイン・ワイルダーのペンネームでも執筆している。