ハーレクイン・シリーズ
別れの代償
コーンウォールの小さな村で画廊を経営するアビーは、三歳になる息子のジョナサンと暮らす毎日に満足していた。ところが彼女の前に、別れた夫ニックが思いがけなく姿を現した。廃村寸前の村をレジャーセンターとして再生させる計画があり、ニックはその計画に融資する会社の社長としてやってきたのだ。アビーの胸に、かつての結婚生活が憤りとともによみがえる。ギリシア人の彼とのあいだには、なかなか子供ができなかった。そのうちニックの態度は冷たくなり、愛人さえいるようだった。裏切られてイギリスに戻ったアビーが妊娠に気づき、報告したとき、彼が表明したのは子供の否認と、離婚の申し立てだった。あれから四年後のいま、ジョナサンを見て自分の子と確信したニックは、償いをしたいからと、アビーに再婚を迫ってきた。もし断れば融資を延期し、村を破産させると脅して。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年01月05日
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- 著者
- ジャクリーン・バード
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年12月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-73866-0
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- 書籍番号
- C-866 (初版R-1729)
読者レビュー
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趣味は油絵を描くことだったが、家族からにおいに苦情を言われ、文章を書くことにした。そしてすぐにロマンス小説の執筆に夢中になった。旅行が好きで、アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回った。英国に戻ったときに結婚。二人の息子に恵まれ、現在も生まれ故郷のイングランド北東部に夫とともに暮らしている。R-1738「二人のバレンタイン」とR-1785「恋は強引に」がお気に入りの作品だという。ロマンティックタイムズ誌の賞の受賞歴があり、ベストセラーリストにもたびたび登場する。