ハーレクイン・シリーズ
母を亡くして初めての十二月。ジュリーは悲しみに沈んでいた。せめて愛する男性でもいれば話は別だが、お世辞にも美しいとは言えない教師に、恋の予感は訪れない。そんなクリスマスも近いある日、ジュリーは高級車にはねられた。奇跡的に無傷だったものの、運転していた男性はあくまで高圧的だ。どうやら彼こそ、悪名高き億万長者ロイ・フレッチャーらしい。冷血漢と聞いていたけれど、やっぱり評判どおりだわ!謝罪や気遣いもなく金ですべて解決しようとするロイに、ジュリーは怒りをつのらせ、再三の示談金を拒否する。するとロイは、とんでもない行動に出てジュリーを唖然とさせた。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年12月20日
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- 著者
- デビー・マッコーマー
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年12月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-81600-9
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- 書籍番号
- PB-100 (初版HT-9)
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モニター
夫に裏切られながらも、息子ロイの幸せを神に祈る母親。母親を亡くし、寂しい思いをしているジュリー。天使たちが、時にはいたずら心を発揮しながらも2人が幸せな人生を掴めるようにと手助けする、今の季節にピッタリなストーリーです! こんな奇跡があるなんていいなと温かい気持ちになりました~
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モニター
最後の最後までハラハラドキドキで一気に読んでしまいました。通常ヒロインはブロンドで小柄で誰もが振り向いて見入ってしまうタイプなのですが、今回はそうではないので最初はちょっぴりがっかりしておりましたが、読み進めていくうちにどんどんはまってしまいました。ヒロインのジュリーの常にぶれない信念がロイだけでなく彼女の周りのすべての人を幸せに導いたのかなと思います。こんなに幸せになれる小説を読んだのは久しぶりです。
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モニター
女性不信で冷血なところのある億万長者のロイが、教師であり実直で誠実なジュリーと最初は反発しあいながらも次第に惹かれあっていきます。頑固者同士の二人のやりとりが一筋縄ではいかず楽しいです。ロイの母アンやジュリーの父ディーンなど脇役たちもとても素敵で、何より端々に出てくる二人の恋を成就させようと見守りあれこれと活躍する天使たちがとっても魅力的です。読み応えがあり、読後感のとてもよいお話でした。
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モニター
ロイは父親と元婚約者エイミーのせいで愛を信じられなくなった。そんな息子を心配していた母親のアンの祈りで三人の天使が動きだし、ストーリーが展開していく。果たして、ロイは愛を信じ本当の愛する人を見つけることが出来るのかが読みどころです。
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モニター
一言で言うと「ファンタジー」的要素が多々見られる本だと思います。現代版「シンデレラ」。ただ、現代版だけあってヒロインは頑固でやさしい、ヒーローはへそ曲がりで思いこみが激しい。でもお互いを愛する気持ちが歩み寄り幸せになって行くストーリーです。読んで幸せな気持ちになる一冊です。
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モニター
クリスマスにちなんだとてもファンタジックなお話。ハーレクインの作品では珍しい印象です。お互い頑固な主人公二人に手助け?をする天使達。読み終えて”面白かった~”という言葉が頭に浮かびました。以前同じように天使達が出てくる作品をコミックで読んだのを思い出しました。その作品も楽しかったし、この本は通常の2倍の厚みがあり、読み応えも十分でした。
4人の子供を育てながら作家になる夢をかなえ、いまや作品が世に出るたびにベストセラーリストの上位にランクインし、総発行部数1億部を超える人気作家となった。07年には北米の有名4社の新聞や雑誌で第1位を獲得するという快挙を成し遂げた。心温まるロマンスが得意だが、最近は女性の生き方に焦点を当てた作品を書いている。