ハーレクイン・シリーズ
オリビアは恋人の裏切りにあい、逃げるようにイギリスから中国へとやってきた。まったく違う文化と環境に身を置くことで、悲嘆に暮れる時間をなくしたかったのだ。北京の学校で英語教師となったオリビアは、ある日、担当している生徒のせいで怪我を負った。かすり傷程度だったが、念のためオリビアは病院を訪れ、ドクター・ミッチェルの診察を受ける。オリビアはそのとき気づきもしなかった。この黒髪のハンサムな医師が運命の男性だということに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年12月05日
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- 著者
- ルーシー・ゴードン
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- 訳者
- 南和子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年11月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22135-3
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- 書籍番号
- I-2135
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モニター
異なる家族環境のヒロインとヒーローですが、それぞれ身近な人をとても愛していて、そのきずなが今度はお互いに、お互いの家族と、そして時を超えて交差しあって…読んでいてとても心温まるストーリーでした。
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モニター
イギリスから中国にやってきたヒロイン。ヒーローとは病院で出会い、お互いに惹かれていきます。ある事情によって、二人の恋の行方はどうなってしまうの!?とドキドキしましたが、期待をいい意味で裏切ってくれました。
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モニター
恋人の裏切りに傷ついたオリビアは、逃げるようにやってきた異国の地、中国で医師のミッチェルと運命の出会いをします。中国という文化も環境も違う国での二人の物語はオリビアの叔母、ノラの物語と共に興味深く内容も濃いものとなっています。中国の伝統的な様式が所々にちりばめられていて、とても物知りになりました。
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モニター
オリビアとラングの出会いから恋への発展の速さは、やはり運命としかいえないものでした。二人の恋の行方もですが、家族・一族のかかわり方もとても暖かいもので、心温まるものでした。
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モニター
二人の関係の進み具合が強引すぎず、ぎくしゃくでもなく、スっと入り込めました。オリビアの自分を抑えようとする心情もわかるし、ラングの相手の気持ちを深読みして戸惑う姿も素敵☆ 中国が舞台でイギリス人から見たら神話的な先祖の物語も、二人の恋の過程に絡んでいて、後半は心に染みる場面も多く、世の仕事優先のご主人方に読んでもらいたいと思いました。ラングは結婚したいランキング上位になれるでしょうね。
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モニター
人を信頼することが出来ない孤独な心を持つオリビアと、一族の歴史を心の基盤に持ち信頼と愛が共にある人生を信じているラング。オリビアの心の動きがわかりにくく、読みながら戸惑うところはあったのですが、ラングの愛情と、そしてその背景の歴史に引っ張られるように、揺れながらも信頼し、彼を愛するようになるところが読みどころではないかと思います。ラングがとにかくいい男でした!!
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モニター
中国が舞台でいつも読んでいる世界観とは違い、目新しい感じがしました。2人の出会いは運命的なもの?と感じさせる内容ですごく憧れを感じました。個人的にはイタリア人の傲慢ヒーローが好きなのですが少し違った背景を求める方にお勧めです。
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catsradio
読んでいて、ヒロインと一緒に恋をしていました。そして中国はスケールの大きな国だと思いました。イギリスから中国に移り住んだオリビアが、赤い糸の相手にめぐり合ってよかったです。大叔母さんのノラと遠く離れていても、心が通じていて、パソコンでチャットするなんてすごいです。近くにいても、心の距離が遠い人が多いのに。ヒーローのドクターの人柄に惹かれました。
雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、アレック・ギネス、ジョン・ギールグッドなど、世界の著名な男性たちにインタビューした経験を持つ。ヴェネチアでの休暇中、街で出会った地元の男性と結婚。会って二日で婚約し、結婚して三十年になる。二人は三匹の犬とともにイングランド中部に暮らしている。全米ロマンス作家協会(RWA)が主催するRITA賞で二度の受賞を誇る実力作家。