ハーレクイン・シリーズ
赤いセンセーション
十歳のとき両親を交通事故で失ったアニーは、独身の伯母に引き取られ、厳しく育てられた。まるでアニーの中に埋もれている華の部分を嗅ぎ取ったように、来る日も来る日も地味な格好ばかりさせる伯母。逆らえば、寒く冷えきった狭い部屋が待っている。アニーは自分を押し殺し、ひたすら伯母の教えに従った。だがそれも伯母の死まで。その日を境にアニーは蝶に変身した。華やかなアニーに呼び寄せられるように男たちが寄ってくる。ダニエルも彼女に魅せられたが、この手の女の怖さは承知していた。だがパーティの夜、アニーにいきなりキスされ、欲望に火がついた。一方アニーは、人違いだったとは言えず、走り去ったが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年12月05日
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- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
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- 訳者
- 杉本ユミ
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年11月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-73864-6
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- 書籍番号
- C-864 (初版R-1490)
読者レビュー
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イギリスの作家。ロマンチストで、一目で恋に落ち結ばれた夫との間に三人の子供をもうけた。就寝前の子供たちにベッドで読み聞かせるために物語を書きはじめる。ロマンス小説家としてのデビューは一九八七年、その後数多くの名作を世に送る。二〇〇九年五月、ファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった。